2年ぶりの5枚目のアルバムです。今回大曲2曲を含む9曲(ボーナストラック含む)。 これは聞き込めば聞き込むだけ良さがわかるアルバムだなと思います。今回ロビーバレンタインが64人ものコーラスを吹き込んだタイトル曲「The Grand Design」だけでも買う価値がある。壮大なコーラス、オリエンタルな音、前回アンセムで見せたようなギターソロ、サビーネの美声、シンフォニックなアレンジとEdenbridgeにある要素が全てつまったような最高傑作でしょう!「Terra Nova」も良い曲です。大曲以外にも絶品バラード「The Most Beautiful Place」「Taken Away」、クラシカルなアレンジの「Flame Of Passion」、今回唯一の疾走曲「See You Fading Afar」、ヨーロッパの庭園で聞いてる様な気分になる?明るさ&キャッチーな「On Top Of The World」等いい曲があります。ボーナストラックはサビーネの美声がダイレクトに響くいいカバーだと思います。 今回全体像はSHINEより若干つかみにくいかもしれません。ただ、最も充実しているアルバムだと自分は思います。自分はメタル度が薄いとか疾走曲が少ないから良くないとかそういう次元で話すのはずれていると思うし、正統に評価されればなと願います。
前作はEDENBRIDGEというバンドとしてのほぼ完成型に到達した感がある傑作でした。 それに続く今作は「サビーネの声(とランヴァルのセンス)を堪能するアルバム」に 仕上っているかと思います。 個人的にサビーネの声質は大のお気に入りですので「アタリ」だと思います。 特に「On Top Of The World」などは某化粧品メーカー「ノエ○ア」のCM曲にでも 起用すればヒット間違いないのでは?と思わせるほどポップで気の利いた作りです。 これでまた次作の方向性が読み難くなってきちゃいましたね~(笑)
「On Top Of The World」に期待して買ったものの、この作品の本命は「The Grand Design」でした。 Edenbridgeは他の作品でも最後の大曲に良い曲が多いけれども(「Arcana」「Red Ball In Blue Sky」「MyEarthDream」など)、本作は特に最後の大曲「The Grand Design」の出来が良いです。 他の作品ではラスト1~2分で劇的な展開が待っているパターンが多いけれども、「The Grand Design」は前半にも魅力的なメロディ(特にサビメロ)があり、ラストの叙情的なパートも非常に魅力的。 美しい泣きメロの好きな方にはぜひとも聴いてもらいたい曲です。