やっと出た「オリジナル」バッド・カンパニーによる公式ライヴ盤、のはずがロジャースの許可を取らずに発売したためロジャースからクレームがつき、発売後即廃盤に。あまり一般に出回ることなく、早くも入手困難になっています。内容の方はというと、リマスターされているもののソースがミック・ラルフスのテープということで、若干ノイズが気になる箇所もあります。しかし全体的には充分楽しめるレベルの音質にまで改善されており、音量を少し上げて聴いてみるとそのやや荒々しい音質とあいまって非常にかっこいい演奏が楽しめます。また、スタジオ盤ではほとんど聴かれなかった声の高いバックコーラス(ボズ・バレル?)もいい味出してます(ボズ・バレル?)。今となってはオークションで手に入れるくらいしか方法がないですが、ロジャースファンには是非聴いてほしいライヴアルバムです。