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ABSOLUTELY LIVE (1993年)
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ABSOLUTELY LIVE
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解説 - ABSOLUTELY LIVE
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1. 塚本林之助 ★★ (2006-03-13 04:54:00)

Vivian Cambell脱退後の作品である。
時期的には1st『RIVERDOGS』の次にリリースされたライヴ盤である。
WEB上で調べると、「2ndであり、かつライヴ盤」と表現されているようである。
しかし、1st『RIVERDOGS』に収録されている曲が4曲、次作『BONE』に収録される曲が1曲含まれている。
つまり、全12曲中、7曲は未発表曲(うち1曲はカヴァー曲)であるためそのような表現をとっているのだろう。
内容的にはこの「未発表曲」が素晴らしく、アルバムの完成度はかなり高い。
また、ROB LAMOTHE(Vo)の歌はライヴの方が上手く、セクシーである。
ただし、楽曲は1stのようなブルージーなハード・ロックから普遍的なロックへと移行してきているようであり、
ROBのソロの作品に雰囲気が近くなってきている。
その後のソロ・アーティストへの転向を示唆しているようで興味深い。
また、ヴォーカル・スタイルについても、変化がみられる。
すなわち、1stで評されたようなDAVID COVERDALE風から彼独自のスタイルを築くまでの過渡期にあるようである。
それにしても、魅力的なヴォーカリストである。



2. 火薬バカ一代 ★★ (2018-09-24 08:22:34)

プロデューサーとして、メンバーとして、現DEF LEPPARDのヴィヴィアン・キャンベル(G)が全面的に関わっていたことで知られるRIVERDOGSが、’93年にひょっこりとリリースしたライブ盤。輸入盤市場での好評を受けてか、後にZEROコーポレーションから国内盤も発売されています。
本作はヴィヴィアン脱退後にレコーディングされており、リハーサル・スタジオ「サード・アンコール」に観客を招待してパーティを開いた際のライブの模様を収録。セットリストは1st『RIVERDOGS』から3曲、カヴァーを1曲、そして2ndアルバムに収録予定だったという7曲の全11曲から構成。収録場所が場所だけに、全体的にこじんまりとしていて、アリーナ・ロック的スケール感や派手さとはほぼ無縁のライブながら、逆に気心の知れた観客の暖かい反応と、RIVERDOGSが聴かせる素朴な歌心に溢れたブルーズ・ロック・サウンドの相乗効果によって醸し出されるアットホームな雰囲気は、このバンドの個性にぴったりフィットしています。出張先でフラッと立ち寄ってみたバーで、喝采を浴びている地元のバンドの演奏を間近で見ているような気分にさせてくれる感じ。
メンバーの演奏も、繰り出される楽曲も、味わい深く素晴らしいのですが、やはり特筆すべきはロブ・ラモスのVo。“陽のあたる家”の邦題で知られるANIMALISの代表曲のカヴァー⑩における入魂の歌いっぷりを筆頭に、ここで聴かせる彼氏のエモーショナルなVoは、ヴィヴィアンの不在を埋めて余りある存在感を放っています。
決してアルバム・タイトル負けしていないライブ・アルバムの好盤ですよ。



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