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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 公 ★★ (2005-11-29 08:42:00)

マニアックと言われたらそれまでですが・・・。メロハー好きならたまらないとは思います。ドイツバンドにしてはジャーマンっていう感じは受けませんね。もっとカナダ系に近い感じです。あまり詳しくない私が書き込むのもなんだとは思ったのですが、なかなか音的にいいので知って頂きたくカキコですw



2. 火薬バカ一代 ★★★ (2015-08-03 23:21:02)

ドイツ出身のHRバンド――と言ってもメンバーはVo、G、Keyの3人のみ(Dsは打ち込み)、ライブも行っていないので、正確にはレコーディング・プロジェクトと呼ぶべきか――が、'97年に発表した1stアルバム。
キャッチーなメロディに彩られた、健康的且つ爽快なメロディックHRは、歌詞も含めて80年代風味満点(実際、80年代から作り溜められてきたマテリアルが元になっている)。これらのサウンドをクリエイトしたグループの中心人物は、ドイツ人ギタリストのボビー・アルトヴェイターですが、個人的に本作の購入動機の大半は、フロントマン役を担うピーター・デ・ウィントの存在にありました。
80年代はCROSSFIREやOSTOROGOTHで男臭いパワー・メタルを、90年代はMYSTERYでポップなメロディック・ロックを演って来た、このベルギー人ベテラン・シンガーのパワフルな歌声は、本作でも全く衰えることなく健在。ザックリとエッジの効いた曲調に、フッキーなメロディが彩りを添える①⑪、ノリ良くキャッチーな躍動感溢れる④⑨、そして本編のハイライトを飾る哀愁の名バラード⑥等、MYSTERYと同路線のメロディックHRソングの数々を、今回も持ち前の情熱的な歌い回しを駆使して熱唱してくれています。
ギタリストとしてもソングライターとしても優れた才能を発揮するボビー・アルトヴェイターという相棒を得たことで、ピーターの歌唱力もそのポテンシャルを十二分に引き出された、コラボ作の見本のような仕上がりの1枚。




3. 失恋船長 ★★★ (2018-10-25 12:28:53)

ギターのボビー・アルトヴェーターがプロデュースに作曲とすべての実権を握るプロジェクトのデビュー作。国内盤はAVEXのBareknuckleです。
適度なハードさとロックスピリットも根ざしたサウンドは、ドイツ産らしい堅実な作りが施されており、職人技の冴えわたる丁寧な作品。この手のメロディックサウンドは丁寧さがあればある程良い。
ここで歌うのがCrossfireにOstrogoth等のベルギー産パワーメタルバンドのシンガーを務めたピーター・ディ・ウィント。確かにMysteryにもいたけど、あの力技の野暮ったい声がねぇ、ここまでこなれているとは驚きです。本人も相当修練を重ねたでしょう。抑え気味ですが我慢できずにパワーメタルシンガーの顔をのぞかせるのはご愛敬、少々大げさに歌い上げる瞬間も様になっています。随分と成長したなぁと感心しました。無難だがコーラスワークの付け方など爽快感もありフックになっている、このあたりも暑苦しい歌声を緩和するのに手伝っていますね。

叙情味のある欧州テイスト、その親しみやすいメロディはヨーロッパの大衆音楽に通ずる魅力があり(シュラガーってやつだっかな?)この手のバンドに無くてはならない魅力を携えている。これは多くの欧州系のバンドに通ずることなのだが、90年代に、この純度の高さは見逃せませんね。バラード⑥から温かみのあるアコースティカルなインストナンバー⑦への流れ、そこからガッツィーだがメロディアスな⑧へと進む姿に頼もしい。他にもハイライトとなる場面も多く訪れ、どの曲にも時代性を見越したアレンジが嫌みなく取り込まれているのも素晴らしい。



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