B!誌での気合の入ったインタビューに共感(?)して思わず買っちまった1枚。 新世代の旗手たる強烈な自意識、意気込みがそのまま音になったすばらしくカッコいいヘヴィメタルだ!! 個人的には、全米ニューメタル代表「UNEARTH」、そして新世代NWOBHM代表「BULLET FOR MY VALENTINE」って感じかな。
買いました。予告したとおり。 インストゥルメンタル主体の楽曲構成で、ツインリードのハーモニーが印象的なのはメイデン直系と言って良いと思います。 本作を評価する際のポイントとして、サンプルCDで聴いた「SUFFOCATING UNDER WORDS OF SORROW(WHAT CAN I DO)」を超えるか、もしくは同レベルの楽曲が何曲収録されているのかが最も気になるところでした。 大丈夫。合格です。 冒頭のイントロがもうかなり美味しく、②もなかなか格好良い曲で、③はミニアルバムでお馴染み、④で少し雰囲気を変え、⑤で再び疾走、⑥以降、後半になると更に良くなります。 メイデンのリズム隊がスラッシュメタル仕様になったような感じで、⑤を初めて聴いた時に感じたエモコア・メロコアの影響や、曲調がロックンロールだというのは間違っていたことを確認しました。これはHMです。 また楽しみな新人が出現しました。この路線を貫くというのなら、どこまでもフォローします。
Burrn!だけでなくRockin' onとCrossbeatにもインタヴューが載っていて結構注目していたBullet for My Valentineの1st。 声が幼いけど、The UsedとかMy Chemical Romanceみたいにパンクな要素をあんまり前に出していないからエモとちょっと違う。 メタルコアみたいに「さあ、みんなで歌おうぜ!」ってパートも少ないし、北欧メタルの影響は薄い。 彼らが公言してるようにIron MaidenやMetallicaからの影響は聴いてるだけでわかる。 メロディアスなリフとかツインギターはもうブリティッシュメタルそのもの。 なんか昔のバンドとか適当なジャンル名で縛りたくない素晴らしいバンドだと思う。 個人的には今年の5本指に入る作品だと思う。
マシュー“マット"タック(Vo, G)、マイケル“パッジ"パジェット(G, Vo)、ジェイソン“ジェイ"ジェイムズ(B, Vo)、マイケル“ムース"トーマス(Ds)の4人編成の英国はウェールズ出身のバンドによる'05年発表の1stフル・アルバム。 ここ日本においても新世代ヘヴィ・メタル・バンドとして賞賛されており、クリーン・ヴォイスとデス・ヴォイスを使い分けたヴォーカルとIRON MAIDEN直系のギター・メロディが特徴のサウンドは最近のIN FLAMESやSOILWORKに近いものも感じさせる。 叙情的で美しいAPOCALYPTICAによる「INTRO」から続く破壊的でアグレッシヴなヘヴィ・チューン「HER VOICE RESIDES」、イントロのギターがメロディアスな「4 WORDS (TO CHOKE UPON)」、ヴォーカルとユニゾンで奏でられるギターがかっこいい「HIT THE FLOOR」、慟哭のような歌唱を聴かせる劇的な「ALL THESE THINGS I HATE (REVOLVE AROUND ME)」、カツカツと刻まれるリフがクールな「ROOM 409」、メロディアスなギターを聴かせるタイトル曲「THE POISON」、ツイン・ギターのハーモニーが美しい「10 YEARS TODAY」、イントロのメロディが美しい「CRIES IN VAIN」、心地よい疾走感を持った「SPIT YOU OUT」、メタルの魅力を全て詰め込んだようなドラマティック・ナンバー「THE END」と好曲揃いであるが、個人的にはサビのメロディが叙情的で美しい「TEARS DON'T FALL」とあまりにもかっこいいギター・リフを持ったアルバムのハイライト曲「SUFFOCATING UNDER WORDS OF SORROW (WHAT CAN I DO)」がヘヴィ・ローテーション。 間違いなく次世代を担うこととなるバンドの一つであろう!!
「俺たちはヘヴィ・メタル・バンドだ!!」と高らかに宣言し、「最近のバンドは歌から曲を作るが、俺たちはリフから作るんだ!!」と公言するイギリスはウェールズ出身のBULLET FOR MY VALENTINEの1stフル。 音楽性に関しては、「こいつらはメタルだ!!」「メタルコアじゃん?」「ちょっとエモ入ってない?」などなど言われてますが、個人的には歌メロやちょっとしたアレンジなどに同郷のLOSTPROPHETSやFUNERAL FOR A FRIEND等と似た雰囲気を醸し出しながらも、張り詰めるアグレッションやドラマティックな展開は"まさに"のヘヴィ・メタルだと思います。 実際、本人たちも「自分たちの聴いてきた音楽(メタル)とモダンな音の融合」と語っていた…気がします。(苦笑/すいません、雑誌立ち読みなので確認はとれません…) まぁジャンルはともかく、完成度は非常に高いです! 「リフからの曲作り」を公言しているだけあって、曲をリードしていくリフはどれもカッコいいし、歌メロも印象的なものが多い。 また、先述の通り曲の展開もイギリスのバンドらしく(勿論METALLICAの影響も強いでしょう)ドラマティックでありながら基本的に曲はコンパクト。大概の曲が4分前後に纏められています。ギターソロに関しても本人たちが不必要と思えば排除。しかし導入する際は曲にしっかり色付けを施してますね! プロダクションもザクザク刻まれるギター・サウンドが気持ち良いし、重なるヴォーカルの"畳み掛け感"も感じ取れます。 テクニック的にズバ抜けたプレイヤーはいないものの、全員安定感のあるプレイを聴かせてくれてます。ギターの2人は、多分やればもっと弾けると思うし(少なくともスタジオでは)、ギターが同じリフを弾いていてもドラムでちょっと表情付けるトコなんかは好感が持てます。もうちょいオカズ増やしたらもっとカッコ良くなるかなぁ。 ベースは非常にシンプルなラインを弾くことが多い気がしますが、ライヴでかなりの割合でスクリームを担当しているジェイ君なので、その辺も考えてのコトかな? 全曲、クオリティ的にはそれぞれ立派なモノなんですが、個人的には1曲くらいはカットした方がスッキリするんじゃないかなぁって気も。(EPにも入ってる『CRIES IN VAIN』とかさ)後半、ちょっとだけ飽きが来ちゃったっていうのがあるんで…。 ま、なにはともあれ、非常に出来の良いアルバムだと思いますよ。今聴いていてもカッコいいし、これから先にも期待したいバンドです!! ライヴに関しても、歌メロの再現がイマイチなコト以外は(苦笑)、良いパフォーマンスしてましたしね。 …あ、歌が下手ってんじゃなくて、歌メロを崩してまくってるからですよ。
最近のバンドは本当かっこいーですなー!! 緩急のつけ方を知っているというか、、、 メタルコア系のバンドには、最近はまってしまいました、 The Devil Wears Prada, Drop Dead Gorgeous, Bless the fall とか BFMV を筆頭に凄いバンドが続々出てくるのが恐ろしい。。。