今やメロディック系メタルの聖地でもあるフィンランド出身のメロディックパワーメタルバンドのVIRTUOCITYのデビューアルバムが本作であるが、どちらかと言うとこのバンドはヤーロン セバスチャン レイヴンと言う名のギターリストのソロプロジェクトバンドと言ったような感じだ。メタルファンの注目点はキーボードにはTAROT出身の名キーボーダーのヤンネ トルサが、ドラマーには現在最も勢いがあるメロディックデスメタルバンドCHILDREN OF BODOMのヤスカ ラーティカイネンが参加していることである。サウンドの方は正統派メタル化したCHILDREN OF BODOMといった印象を受ける。とにかく良質メロディックパワーメタルが炸裂し、聴き応えも抜群だ!まぁ個人的に大満足までには至らないがそれなりに良いとは思う。本作は名盤とまではいかないが興味があったり、メロディックパワーメタル好きだったら迷わず・・・聴け! 今回の評価87P
ちなみにメンバーはKENZINERのギタリストJARON SEBASTIAN RAVEN、CHILDREN OF BODOMのドラマーJASKA RAATIKAINEN、CONQUESTのボーカリストPETER JAMES GOODMAN、TAROTのキーボードJANNE TOLSA。とくにJARON SEBASTIAN RAVENのギターは、かなりネオクラしていて、パガニーニなどをソロで弾いている。