この作品は前作の "goodbye to romance:standards for a new generation" 同様に、メタルをJazzアレンジした曲も収録されていますが、前作よりオリジナル曲が多く収録されています。メタルのJazzアレンジに関しては、前作よりもさらに大胆なものになっているように感じます。選曲もElectric Eyeなど前作よりもハード。Electric Eye/JUDAS PRIESTはかなりカッコいいです。他には、Blackout/SCORPIONS、Money/Pink Floyd、Don't Talk to Strangers/DIO、Highway Star/DEEP PURPLEをアレンジして演奏しています。さらにオリジナル曲にThe Trooper/IRON MAIDENのリフだけ拝借しているものが1曲。オリジナル曲は5曲収録されています。The Trooperのリフが始まった時はのけぞりましたが、曲のアクセントとしてはなかなか効いています。Don't Talk to StrangersはJazz版も素敵で違和感ないです。Highway starは一瞬笑いそうになりますがカッコいいです。それにしてもElectric Eyeは本当にカッコいいです。原曲の力によるところもあるのはもちろんですがJazzアレンジでもカッコいいです。で、Alexは弾きまくりです。全部の楽器が常にソロをやっているような感じなので、Alexは生き生きしています。