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PORN STARS (1999年)
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PORN STARS
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解説 - PORN STARS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. S.M.C. ★★ (2005-07-18 14:35:00)

10年ぶり復活ののPBFの2ndアルバム!
メンバーはオリジナルメンバーのSTEVE SUMMERS(Vo)、KRISTY MAJORS(G)、KARI KANE(Dr)に新メンバーKERI KELLI(G)とKEFF RATCLIFFEが加わってます。
収録曲は
① Good Girl Gone Bad ② Rock & Roll Outlaws ③ Shy Diane ④ Shout It Out Loud ⑤ Leather Boyz With Electric Toyz ⑥ I Wanna Be With You ⑦ Saturday Nite ⑧ 48 Hours ⑨ Summer Luv ⑩ Your Momma Wont Know ⑪ Restless ⑫ Set The Nite On Fire ⑬ Dept. Of Youth
<日本盤 ボーナス・トラック>
⑭ Shut-Up ⑮ Stupid Girl
です。
音もコーラスもほぼ1stのままで、MOTLEY CRUEやPOISON好きな人に是非聞いてもらいたいです。このアルバムは②、⑤、⑥、⑧、⑩、⑫が1stのセルフカバーで④がKISSのカバー、⑬がアリスクーパーのカバーで新曲は少ないですが、10年経っても変わらずのサウンドがうれしかったです。
まさにアメリカ国宝級のパーティーロック(誉めすぎかな!?)!!




2. MK-OVERDRIVE ★★ (2012-06-06 20:13:15)

本国では1999年(98年説もあり)、日本盤は2000年4月発売とあるから正真正銘10年ぶりということですね。セルフリメイクと他人のカバーを除くと新曲は5曲、プラス日本盤のみボートラ2曲。ただリメイク曲もサウンドプロダクションは厚みを増していて、LA"ヘヴィ"メタルと呼ぶに相応しい音像。チャラい曲調は相変わらずですけどね。でもそれがこのバンドの最大の売り。そしてこういうアカルいバッドボーイズR&Rを好む輩(自分もだ!)がいる限り、こいつ等は永遠の「平均年齢20歳」でいてくれることでしょう。それにしたって、その後のリリースを眺めてみてもホント寡作だなァ…。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-10-12 01:21:12)

グラマラスなルックスと、意外に(と言ったら失礼ですが)秀でた作曲能力の高さで「遅れて来たLAメタル・バンド」として評判を呼んだPRETTY BOY FLOYDがリユニオンを果たし、'99年に発表した2ndアルバム。
ダーク&ヘヴィの嵐が吹き荒れた90年代を活動停止によりほぼスルー出来たことが奏功したのか、本作で聴けるのは、砂糖菓子のように甘ったるい――それが個性でもある――スティーヴ・サマーズの歌唱スタイルから、彼が歌う親しみ易いメロディや、思わず口ずさみたくなるキャッチーなコーラスまで、デビュー作の美点を余すところなく受け継いだ、明るく楽しいパーティ・ロック・サウンド。硬派を謳っていた連中でさえ次々にトレンドを取り入れようとしてズッコケていた当時にあって、「恰好だけ」とか「軽薄」とか侮られまくっていた彼らの方が、むしろHR/HMシーンの変化にも揺らぐことなく自分たちのサウンドを貫き通し、矜持を示してくれているのですから皮肉な話ですよ。
一聴してまず印象に残るのが、1st収録曲のリメイクだったり(⑤⑧)、KISSのカヴァーだったり(④)するのは如何なもんかと思わなくもないのですが、それでも収録曲は高揚感を伴って煌びやかに駆け抜けるロックンロール②から、フックの効いた③、スウィートなバラード⑨に至るまで、理屈抜きに楽しめる楽曲ばかり。特に聴いているだけで気分が浮き立つような疾走ナンバー⑫は、「これぞPBF!」と喝采を上げたくなる名曲ですよ。
何故PRETTY BOY FLOYDが根強くファンから愛されるのか。その理由の一端を伝えてくれるポップ・メタルの好盤。




4. 失恋船長 ★★★ (2024-05-09 22:27:15)

彗星の如くシーンに登場したバンド。1stのライナーノーツには結成7ヶ月でメジャー契約にこぎ着けたみたいな事が書いてった記憶がある。初期Mötley Crüe譲りの毒気とPOISONのようなグラマラスなキャッチーサウンドを引っ提げシーンに華々しくデビューを飾る。たしか日本でもライブをやった記憶があるのだが、グランジ/オルタナムーブメント直前という時期と、キャリアの浅いバンドだけにライブでもパフォーマンスはイマイチだったと言われたが、地道な活動を細々と行いこうして2枚目のフルアルバムリリースに辿り着いた。
国内盤はまさかのZAINレコードから、収録曲は合間に制作されたデモではなく、1stのリメイクやカヴァー曲を収録して再度シーンに売って出た印象が強い。
日本では、そこそこ1stが売れたので微妙だが、ある意味、このバンドにとっては空白の期間を埋めるオールタイムベスト的な側面が強い作品として評価することは可能だろう。どうしても良く出来でいる1stの曲に耳が行くが⑦なんて、1stに収録されてもおかしくない佳曲であり、このバンドの魅力を端的に伝えています。2022年には1stの廉価版が国内向けに販売されました。
これから音楽はサブスクリプションの時代に突入するので、逆に1100円のCDか希少価値を高めるだろう。

そして今作も併せて再考して欲しい一枚だ。今作リリース後、バンドは別々の道へと歩むことになる。ギターのクリスティ・クラッシュ・メジャーズは、ソロ名義のバンドを結成してアルバムをリリース。今作の方向性を引き継ぐアルバムをリリース。ケリ・ケリーはグラム系を語る上では外せないギタリストの一人、紆余曲折を経てNight Rangerに加入。日本のバンド、クロウリーにゲスト参加もしてくれた。一発屋の印象が強いが、そんな事はありませんよ。

今では負の遺産の如く語られるヘアメタルムーブメント。確かに異常なバブルはありましたが、悪いことばかりではありませんので、当時の空気に触れたいマニアにはオススメの一枚ですね。



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