一聴したときは、1曲目の靂が、アメリカンハードロックというか、DEAD ENDのPERFUME OF VIOLENCEを想起させるドラムでおやっと思いましたが、2曲目からはこれぞ陰陽座!というメロディー満載のオンパレードです。またしても捨て曲皆無!全体を通して言えることは、バックの演奏から唄を少し前面に出して歌謡曲耳しか持ち得ないリスナーにもすんなりと受け入れられる音作りをしている点。 楽曲単位で特にグッと来るのは、「龍の雲を得る如し」、「不知火」、「月花」、「蛟龍の巫女」、「組曲「義経」~夢魔炎上」、「組曲「義経」~来世邂逅」ですね。とにかくまた1歩歩みを進めた快作です!