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解説 - LICHTSPIELHAUS
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1. 1/144 ★★ (2005-04-08 15:24:00)

2004年にリリースされた彼らの映像作品集。PV12本とPVメイキング5本、96年~01年、6ヶ所からのライヴダイジェストにTVCMなどなど、収録時間210分オーバーの圧倒的なボリューム。ちなみにLichspielhausとはドイツ語で映画館の意。日本盤もこれに則し?、「ラムシュタイン的変態シネマ」と名づけられています。
ビジュアルにこだわる彼らだけあって、PV・ライブともに見逃せない内容です。Herzeleid収録楽曲のPVは予算のなさを感じさせますが、PVはどの作品も極めて凝ったつくりで見ごたえあり。
ライヴダイジェストは各地から1~2曲をフル収録。内容は言わずもがなですね、大炎上です。Live Aus Berlin未収録のLinksとIch Willなのが嬉しいです。ライヴ箇所と楽曲を対応させるとこんな感じ。
100 Jahre Rammstein / Herzeleid&Seemann
Philips-Halle-Dusseldorf 97 / SPIEL MIT MIR
ROCK AM RING / Heirate mich&DU HAST
Wuhlheide 98 / SEHNSUCHT
Big Day Out / Weisses Fleisch&Asche zu Asche
Velodrome / Ich Will&LINKS234
Wuhlheide 98ってLive Aus BerlinのSEHNSUCHTと同じかもしれません。たぶん別だと思うんですが、何よりカメラワークが全く異なるんで既視感は感じられません。




2. Spleen ★★ (2009-05-30 01:41:00)

邦題『ラムシュタイン的変態シネマ』(笑)。しかしこれが決して誇張ではないあたりが凄い。
PVでは花と同時に上半身裸のマッチョ共(1名除く)が並んだり、ストリッパーに足を口の中に突っ込まれてたり(某B級映画へのオマージュ)、女王様な白雪姫に従事する小人になってたりと、彼ららしい危なさが炸裂しまくってます。もちろんカッコいいのも多いですけどね。一部メイキング映像も付いているのがお得感ありです。
ライヴ映像でも、ターミネーターよろしくの重装備で登場するティル、燃えるマイクスタンド、爪先から花火を散らしながら前転してくるティルなど、良い意味で無駄に凝っていて、無駄にヤバくて、尚且つ無駄に熱くなります。彼らは演出の無駄さ加減が絶妙ですね。
何気に注目すべきはフラーケ(key)でした。PVでもおいしい役回り(特に『Engel』と『Ich Will』)だし、ライヴではしばしば謎の動きを披露してます。一番の見ものは「Weisses Fleisch」中盤のフラーケダンス。あれは……彼以外に再現不能じゃないでしょうか(笑)。この人はキャラクターの際立ち方も才能のうちかも。



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