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いまのきもち (2004年)
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いまのきもち
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解説 - いまのきもち
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1. Usher-to-the-ETHER ★★ (2005-01-18 10:05:00)

2004年発表の、昔の曲を再アレンジして再録したセルフカヴァーアルバム。
私は「わかれうた」「横恋慕」のみ原曲を知っていたんですが、比べると面白いですね。
「わかれうた」は原曲にあった線の細さが解消され、厚みのある極上ポップスになっていますが、
「横恋慕」に至っては原曲のポップさがなくなってアダルトな感じのアレンジになり、
ほぼ別の曲になってしまっています。
ほかの曲は比べた事が無いですが、どの曲も重厚さが感じられます。
このアルバム、選曲がいいですよね。
13曲も重厚な世界を堪能出来る割にダレが無いのはひとえに楽曲のクオリティの高さだと思います。
捨て曲なんて一曲も無いですし、全曲とも素晴らしいですが、私的にお勧めな曲を挙げるとすれば、
前述のシングル2曲(「わかれうた」「横恋慕」)以外には、一曲目ながら重々しく、それでいて
ポピュラリティのあるメロディで一気に聴き手を惹きつける「あぶな坂」、グラスを傾けたくなる…
と形容したくなるお洒落なアレンジでありながら、歌詞を味わいながら聴いていたら絶対に
深酔いすること間違いなしな(笑)「あわせ鏡」、学校の教科書に歌詞が掲載された事もある
文部省公認ソング(?)「傾斜」、ラストを劇的に飾る「土用波」などですね。
昔の曲は「地上の星」「命の別名」のような人間全体を見渡すような歌詞は無いためか、
こぶしを効かせまくって歌う曲はないですが、この人の場合普通に歌っても貫禄があると思います。
私的には歌詞のテーマとしては壮大で普遍的なテーマを持つ曲よりも、このアルバムに入っているような
個人の気持ちを歌ったものの方が好きですね。「傾斜」とか、ほんとに素晴らしいです…。
このアルバムは「大吟醸」「SINGLES 2000」に並ぶ入門編として最適(実際私も自分で
アルバムを買ったのはこれが初めて)だと思うんですが、どうでしょう。



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