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HUNGRY FOR A GAME (1988年)
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HUNGRY FOR A GAME
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解説 - HUNGRY FOR A GAME
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Metropolis ★★ (2004-08-13 14:22:00)

「Hungry For A Game」は89年に日本で発売されましたがこれが非常に上質なメロディアス・ハードを作ってくれました。
ちょっとはかなげな歌を聞かせてくれるトーベン・シュミットのメロディセンスが光る名作でしたね。
JOURNEY風サウンドで、この後出てきたVALENTINE(HUGOがいた方です)と共にJOURNEYクリソツB級バンドとして楽しませてもらいました。
といっても歌メロはよく聞くと北欧テイストだったりします。
この作品の聞き所はやはり、冒頭の「Hungry For A Game」「Joanna」「Somewhere In France」の「ちょっとあんたやりすぎじゃないの?」と言わんばかりの名曲の流れです。聞いている方が恥ずかしくなるくらい美しいメロディです。まあ、「Joanna」のAメロはまんまYESの「Owner Of A Lonely Heart」だったりしますが売れる音をよく研究した跡が見えますね。
また、ヤン・ピーターセンのギターも、時にはゲイリー・ムーア風だったりニール・ショーンだったりするなど弾きすぎないけど上手いプレイでトーベンの曲を盛り上げています。Keyも当時は派手に聞こえたかもしれませんが、現在の意味のないキラキラ乱発系のバンドのプレイよりもかなり抑えめで、バンドのアンサンブルを壊してはいません。

地元デンマークでは売れたそうですが、あれだけ研究したアメリカでは売れず、日本では某誌に「砂糖のロック」という酷評され、今では廃盤の憂き目を見ていますが、このまま埋もれてしまうのはあまりにももったいない名盤です。




2. BlackWinterNight ★★ (2006-10-27 22:51:00)

ボーカルがドン・ドッケンの声質に似ている。
名作。



3. ドゴスギア ★★ (2006-11-20 12:27:00)

わかりやすーい感じのメロディアス・ハード。
特に歌メロが北欧らしく、「これでもか!」ってくらいにクサくやり切っている。
このアルバム発売当時は自分はXしか聴いていなかったので、後追いで買って聴いたクチです。
いろんなHRを聴いてから接したということなんですけど
だからこそHRとしてかなり上質なものだと理解できたかな。




4. ジョージベラス ★★ (2009-11-29 09:45:00)

このバンドの最高傑作。タイトル曲の素晴らしい事。耳にいつまでも残る。リマスター盤
にはシークレットトラックがある。しかし、このバンドはJOSHUAにそっくり。
分厚いコーラス、テクニカルなギター、キーボードがキラキラ。国内盤のジャケがダサい。
海外盤のジャケがかっこよく、曲にあっている。前作ではキーボードが目立っており
ソフト過ぎたが、本作では、それも解消されております。




5. ★★ (2009-12-28 23:12:00)

何気なくのぞいたオークションに出品されていて、どうしてもほしくなりました。3,500円也。20年ほど前、B!誌で紹介されているのを見て、いつか聞いてみたいと思いながら忘れ去られていた作品と御対面!
捨て曲なしとは正にこのこと。どの曲も素晴らしい。オープニングのタイトル曲は、北欧以外の何ものでもない、哀愁を帯びた美しいメロディ。2曲目はやや明るくなり、3曲目は輝くばかりのキラキラしたハードポップ。その後も美旋律の連続でした。
これまでは、220VOLTの「EYE TO EYE」が北欧メタルNo.1作品(あくまでも私見)でしたが、その上を行く完成度の高さでした。
現在廃盤で、国内盤はオークションでもほとんど出品されません。あったとしてもかなりの出費を覚悟しなければなりません。その点、ジャケットは異なりますが、輸入盤なら2,000~3,000円で落札できそうです。北欧系が好きな方には、買って損はないと思います。



6. 火薬バカ一代 ★★ (2010-01-13 21:48:00)

シンガーのトーベン・シュミットを中心にデンマークで結成された5人組HRバンドが、'89年に発表した2ndアルバム。
北欧出身と言っても、本作に詰め込まれたサウンドは様式美HMとは一切無縁のハードポップ路線で、しっかりとした
音作りに垢抜けたアレンジ・センス、キャッチーなボーカル・ハーモニーや煌びやかなKeyサウンドが組み込まれた
楽曲からは、北欧のこの手のバンドにありがちな貧相さは殆ど感じられない。やや表現力には欠けるものの
鼻に掛かった声質で甘いメロディを歌い上げるVo、確かなテクニックで楽曲を効果的に盛り上げるGを
フィーチュアした、JOURNEY、SURVIVORといったバンドを彷彿とさせる、メジャー感溢れる
ハードポップ・サウンドの完成度は実に堂に入ったものだ。
HMはおろかHRとすら若干の距離を感じさせる音楽性ゆえ、リリース当時は「砂糖のロック」なんて批判されたりもしたが、
どっこい、甘党人間にとってはこのスウィートさこそ魅力の肝。①③なんて心地良く涼しげで爽やかな「北欧ハードポップ」
の理想的ラインを描き出す名曲だし、しっとりと泣き濡れるバラード⑧も出色の出来栄え。何度聴いても脱帽モノですよ。
本作の場合、寧ろ今リリースされた方が正統な評価が獲得できたかもしれませんね。




7. N.A.ROCKS ★★★ (2018-05-04 19:53:36)

1曲目が抜きん出ている感がありましたが、よく聴くと全体に捨て曲なく楽しめて良かったです。ボーカルのせいか北欧とJOURNEYぽい曲も出来るのは強みですかね。甘いメロディーが多くありますが、この手のリスナーを飽きさせないアレンジがしっかりなされているため楽しんで聴けます。マイナーながら名盤と呼んでしまいたい1枚。メロハーが好きな方で北欧、JOURNEYが好きならまず間違いないです!



8. 失恋船長 ★★★ (2019-11-11 20:55:58)

知る人ぞ知る北欧メロディックマスターの一人、トーベン・シュミット引き入るメロディアスHM/HRバンドの2nd。北欧風味の残しつつ、アメリカ寄りの王道スタイルを取り込み、明確に何を聴かせたいかを定めている。その為に、ハードエッジは不足しているが、この丸みを帯びたマイルドなサウンドと、北欧特有の透明感、そして虫歯がうずくスイートメロディの数々、嫌みのない朗らかさと、ほんのりと漂う哀愁美、その大衆性を帯びた作り込はメジャー級のバンドと比肩出来るクオリティを保持しています。前作を聴いてファンになったマニアは勿論、これからバンドに触れたいと思う新規さんにも訴求する魅力を発散していますね。一口で語る事の出来ない多様性を帯びた楽曲をねじ込んでも、八方美人に感じさせないのも今作の強みでしょうね。


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