95年6月25日、ロンドンはウェンブリー・スタジアムでのライヴ映像。以前VHSとLPで出ていた(今もあるのかな?)が現在はDVDで出ている。収録曲は次の通り。 ①Livin' On A prayer ②You Give Love A Bad Name ③Keep The Faith ④Always ⑤Blaze Of Glory ⑥Lay Your Hands On Me ⑦I'll Sleep When I'm Dead ⑧Bad Medicine~Shout ⑨Hey God ⑩Wanted Dead Or Alive ⑪This Ain't A Love Song ショウは夕方、まだ明るいうちから始まる。 最強のオープニング①~②で始まる所から既にテンションは最高潮。スタジオ版よりも素晴らしいと僕は思う名曲④、ストーンズの曲を挟むお馴染みの盛り上がり曲⑦⑧、このあたりから完全に陽が暮れてきて⑩、夜の雰囲気がとても似合う⑪で〆る。 演奏も安定しているし、ジョンの歌も若い頃のシャウト気味の歌声がすっかり大人の歌い方に変化してきていることが分かる。時折観客に微笑みながら頷いて見せるジョンの、「いいぞみんな」と言いたさげな表情がなんとも言えない。そしてリッチーのギターが素晴らしい!!!。音作りもパフォーマンスも完璧だと思う。 観客も皆BON JOVIが見れて嬉しいという満面の笑みで大合唱。その笑顔の一つ一つがライヴを盛り上げる。 おそらく当日はもっと沢山の曲を演奏していると思うが、これだけでも十分満足。最高のパフォーマンス、ディズニーランドのようなステージセット、最高の観客、そして一体感。よいライヴ映像です。 そして個人的な話をすると、遺言にとってはこれが生まれて初めて見たライヴ・ビデオでありまして、ロックコンサートとはこんなに楽しいものなのか!!!と衝撃を受けた記憶があります。何よりお客さんみんなが笑顔で一体となってライヴを盛り上げている、そしてメンバー自身が一番楽しそうにしてるのに驚きました。「Shout」なんてマジで楽し過ぎてもう涙でちゃいます!!!。 そしてジョンのカッコよさ。これは男でも惚れましたよ!。あんな甘いマスクで「Always」歌うなんて、もう反則ですわ!!!(笑)。 その後、遺言は現在までに2度彼等のライヴを生で体験しました。もうホントこのビデオ同様、いやそれ以上ですね、生は。最高のバンドが、最高の曲を、最高のパフォーマンスで見せる。こんな幸せなことはない(涙)。 このライヴは今見ても本当に興奮しますし、ロックのカッコよさ、楽しさ、そして醍醐味を味わうには最高のライヴ映像だと思います。