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HOODOO (2010年)
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解説 - HOODOO
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1. 失恋船長 ★★★ (2020-07-27 18:34:41)

メンバーチェンジの多いイメージがすっかり定着したスイスを代表するベテランロッカー、とうとう往年のラインナップが戻り繰り出されるサウンドはも往年の70年代型ロック。ステッペン・ウルフのカヴァー③も違和感なく溶け込む古典スタイルの踏襲。しかし、単なる懐古趣味ではなく、酸いも甘いも嚙み分けるベテラン達による、本物のロックをやっているのがポイント。AC/DCの影響下にあるリフワークも、昔のメンバーが揃ったんだから当然と言える音楽性、それがパロディに聴かせないのが、このグループの強みだろう。
滋味深い、大人のハードサウンド。すぐに口ずさめるシンプルさ。代わり映えのない音楽性だが、深化することで発展した究極のマンネリズムに勝てるものなしと言えるスタイルを極めたと言えよう。

もはや解散したグループだ、それだけにこういう路線も良いのだが、もう一度、ガッツリのメタルアルバムが聴きたかった、Headhunter路線が難しくても、せめてHeart Attackくらいはやって欲しかったなぁと心残りですが、売れないと飯食えないからなぁ。それにクロークスと言えばな、アルバムは国によって違うでしょう。ないものねだりでした。



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