全く新しいバンドだ。そして、今の時代が求めていたロックンロールだ!聞き込めば聞き込むほどに中毒状態。暴れたくなるのだ。ローリングストーン誌はこのバンドを「ガンズのカラオケ」みたいに言ったらしいが、このバンドはぜんぜん違う。ガンズの影響も受けているが、このバンドは全く新しいのだ。Brides Of Destructionもそうだった。80年代を生きた男達のNEWバンドが動きだしたのだ。この二つのバンドは今新時代を創ろうとしている。僕はそう思う。彼らを境に世界のロックシーンが大きく変わることを願いたい。
Voはバズが良かった、ジョシュが良かった、なんて色々と妄想してしまうアルバムなのですが、スコットでいいと思いますよ。 アペタイトの再来は期待していなかったので。 まず、スコットのヴォーカルは良い! なかなか。 スラッシュのギターは「いつもの」ですw 格好いいです。デイヴ・クシュナーは目立ちませんが、いいプレイをしています。 ダフはボンジョビみたいな感じになって、よりイケメン度UP。 マットのドラムも良いです。 DO IT FOR THE KIDS、SET ME FREE、SLITHERあたりが好きです。 SET ME FREEなんて特に、ガンズが好きな人は楽しめるんじゃないでしょうか。 ・・・まあ、僕はスラッシュらが新しい作品を出してくれるだけでうれしいです。 でもバンド名に銃(リヴォルバー)が入ってるし、ガンズをまだ引きずってるのかなあ。 そうそう、なんかアクセル君が裏で手を回して先に聴いちゃったらしいのですが そんなセコい事やってねーでアルバム作れよ馬鹿野郎!
元GUNS'N'ROSESのスラッシュ(G)、ダフ・マッケイガン(B)、マット・ソーラム(Dr)、元STONE TEMPLE PILOTSのスコット・ウェイランド(Vo)らにより結成されたバンドによる全米№1を記録した2004年発表のデビュー・アルバム。 バンド名は明らかにGUNSを意識しているが、個人的にはGN'RやSTPと比較してどうというよりも、このメンバーならではの質の高い作品を期待していた。 一聴した感想は、期待を裏切ることのない良質のハード・ロックではあるものの、期待を大きく上回るものでもなかったというのが正直なところ。 ミステリアスなイントロから疾走する危険な香りに満ちた「SUCKER TRAIN BLUES」、哀愁を感じさせるメロディの「DO IT FOR THE KIDS」、ミディアム・テンポのグルーヴィーな「BIG MACHINE」、モダンでヘヴィな「ILLEGAL i SONG」、ドライブ感溢れる「SPECTACLE」、スラッシュらしさ満点のギターが聴ける「FALL TO PIECES」、体がリズムにのせて自然に動き出す「HEADSPACE」、風変わりなリフのNIRVANAのような「SUPERHUMAN」、トリッキーなリフが印象的な疾走曲「SET ME FREE」、叙情的なメロディが心に染みる「YOU GOT NO RIGHT」、グルーヴ感とメロディの同居するリーダー・トラック「SLITHER」、疾走パートが絶妙にかっこいい「DIRTY LITTLE THING」、スコットの優しげな歌唱とスラッシュのギターが美しい「LOVING THE ALIEN」、ご存知SEX PISTOLSのカヴァーというよりコピー「BODIES」と、捨て曲はないものの、必殺の1曲も見当たらなかった。 スコットの情感をたっぷりと含んだ歌唱がこのバンドの個性となるのか注目したい。