1999年7月1日、Ki/oon Recordsよりリリースされた6th Album。
L'Arc〜en〜Cielが、1999年7月1日に7thアルバム『ray』と同時発売したアルバム。タイトルになった『ark』とは「方舟」という意味であり、『ray』と対になった作品。発売日が木曜なのはこの年に囁かれていた「地球最期の日」に合わせたものであり「ノストラダムス大予言の日にアルバム2枚同時リリース!」という宣伝は非常に強烈なインパクトを与えた。過去に2枚組のオリジナル・アルバムは多数発売されているものの、オリジナルアルバムの2枚同時発売というのは稀なことである。メンバーは「『HEART』以降出したシングル8曲を1枚に入れたら、ただの半ベストになってしまうから」とコメントしている。
収録シングルは、1998年に発売された前作『HEART』発売後に発売された、「DIVE TO BLUE」「HEAVEN'S DRIVE」「forbidden lover」「Pieces」と全部で4曲のシングル曲を含んでおり、「Driver's High」は後にシングルカットされている。
前述の通り『ray』との2枚同時発売になり、その週のオリコンアルバムランキングで初登場1,2フィニッシュを飾った(1位『ark』、2位『ray』。2週連続)。『ray』を合わせると、1週目だけで300万枚を突破した計算となる。1週間の売り上げとしてはオリコン最高記録。ラルクとしてはアルバムで最大のヒット作となり、オリコン調べの歴代アルバム売上でも2010年現在で58位にランクインしている。
初回限定盤は、スーパーピクチャーレーベルディスク、スペシャルパッケージ仕様。また、2006年12月13日には、バンド結成15周年記念に行われた「L'Anniversary」の一環で、『ray』と共に当時のシングル曲のPVメイキング映像、関係者のインタビュー、コンサートの舞台裏やテレビ朝日系列で放送されていた「稲妻!ロンドンハーツ」でのライブを収録したDVDを付属した、『15th Anniversary Expanded Edition』がリリースされた。