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TO WELCOME THE FADE (2002年)
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TO WELCOME THE FADE
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解説 - TO WELCOME THE FADE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2004-03-16 20:22:00)

初期作品の濃密ドゥーム路線からやや作風は変化したと思った。
中期パラダイスロスト(Shades of Godあたり)の閉塞的なダークさは当時変貌ぶりにショックを受けながらもツボにハマる世界観ではあった。しかしそれは決して完成した世界ではなかったように思う。そんな中期パラロスの世界を引き継いで完成させたかのような孤独感、醜さと美の狭間を行くようなサウンドに酔いしれる。
基本にドゥーミーな味わいがあり、ゴシック調の美しさと死をイメージさせる物静かな荒廃的な感じが最高に渋い。
ギターの音は多くのドゥームに比べるとメタリックでヘヴィロックの味わいは皆無。しかし、ベースの重低音とギターのハーモニーがかなりツボに入る。




2. 寝坊メタル ★★ (2007-08-28 22:55:00)

アメリカのゴシックドゥームメタルバンドの5thアルバム。
アメリカのバンドらしいヘヴィでカッコいいリフとアコースティックが絡み合い、ただただ続く荒野を思わせる非常に渋いサウンドです。
ヴォーカルはデスとクリーンを使い分けていますが、終始テンションは低めでとにかく絶望的です。
曲は比較的長めのものが多いんですが、①~③のカッコいいイントロで掴みはOK。
味わい深さといった面では、悲しげな女性ヴォーカルをフィーチャーした⑦が印象的です。
インストのピアノ曲⑨も心を揺さぶる懇親の一曲で、それに続くアルバム中屈指の激情ナンバーの⑩でアルバムを締めくくります。
とにかく全編に亘って哀愁に満ちていて、カッコ良さの中に隠れた哀愁を感じ取れると思います。
心の奥底まで染み渡る背中で語る孤独な男のメタルですね。



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