その幻想的で如何にもなジャケアートに魅せられて購入すると...少し肩すかしを食らわされるのではいう5作目。 (私の所有しているのはUS盤の方なのでタイトル曲が1曲目に収録されている)例えば確かに1曲目相応しいであろうその曲①にしても悪くはないと思うのだが、タイトル曲にして初っ端のツカミ曲としてはインパクトとして弱いのではないだろうか?。続く②"Tarred And Feathered"にしても"少し違うだろう?"...と感じてしまう(どうも演りたい事と聴き手が求めているものとが少しズレてしまっているような)。 曲作りに於いて一皮剥けて好作となった前作4thからの"良い流れ!!?"を引きついだ③"Heart Of Ice"や⑦"Paradise"に⑨"Steel In The Red Light"辺りは良いので決して批判されるべき作品ではないと思うし、(過去の作品中)音楽的間口の広さで云ったら本作が一番広いとは思うのだが...。 まぁ結果、中心メンバーで本作のプロデュースも務めたギタリストのリー・タロット('13年死去)は本作をもって脱退してしまうわけだが...。