マジな話、彼らにとって最高傑作であり名盤であると思う。曲のクオリティーも大幅アップし各曲にフックがあり、最後まで飽きさせないどころか聴く人を捕らえて離さない。バサバサなぎ倒すようなシュレッドリフの応酬も今作は抜きん出てかっこいい。ラルフ・シーパースは神の領域まで到達している・・・。 拳を突き上げ、ヘドバンしたくなる。これぞ正統派HMだと断言できる。全HMファンにアピールできるアルバムだ。B!誌レビューにおける「HALFORDのアルバムRESURRECTIONに匹敵する」というのも納得できる。マイナスな要素がない。 ほんとうにすごいアルバムを作ったものだ。 METAL IS FOREVER !!!
「Metal Is Forever」のイントロからKOされました。ラルフのテンションの高さにザクザク切り込んでくるリフなど、聞き所は満載ですし、重戦車のようなリズム隊もメタリックな色合いを盛り上げています。「まんま『PAINKILLER』じゃないか」との声も時折聞きましたが、全く気にならないです。 拳を突き上げ、ヘドバンしたくなりますね。
ドイツの正統派ヘヴィ・メタルバンドの5th。 PRIMAL FEARのアルバムはどれも質が高くて最高傑作を選ぶのは非常に悩むが、私的にはこのアルバムがベスト。 まずこれでもかと言わんばかりにvoのラルフのハイトーンが冴えわたる「Metal Is Forever」ではじまり、非常にドラマティックな「Visions Of Fate」「The Healer」、イントロがJPのPAINKILLERを匂わせる疾走曲「Sea Of Flames」、そしてアルバムのハイライトをかざる「Heart Of Brave」などアルバムを聴いててもダレルことなく非常にバラエティに富んだアルバムだと思う。 あと上で絶叫者ヨハネさんが仰る通り、ホントに彼らは心からヘヴィ・メタルを愛しているんだなとアルバムを聴いていてそう思いました。 それだけこのPRIMAL FEARが今の正統派バンドになくてはならない存在だと改めて認識しました。 ラルフ以外にもDrのランディのパワフルでタイトなドラム、Gのトム・ナウマンのプレイ(特に泣きのギターソロ)もお気に入りです。