「RESTLESS HEART」よりも楽曲が充実していると思います。「DON'T YOU CRY」「LOVE IS BLIND」が気に入りました。「DON'T LIE TO ME」はハードでかっこいい曲なので、サーペンスアルバスの頃が好きな人でも気に入ると思います。カヴァデールの声が好きなら、絶対楽しめる素晴らしい作品です。
④"Don't You Cry"・⑤"Love Is Blind"・⑩"Too Many Tears"(セルフカヴァーですが)・⑫"Wherever You May Go"などの素晴らしいバラードに、①"Into The Light"~②"River Song"(①はイントロ的)・③"She Give Me..."・⑥"Slave"・⑪"Don't Lie To Me"のようなカッコいいロックチューンと、楽曲が充実しています。 やっぱデヴィカバの歌は深みがあって沁みるぜ・・・!
聴くたびに複雑な心境になるアルバムだ。 あの素晴らしき「Northwinds」以来のソロアルバムとなれば期待せずにはいられない。 実際、穏やかな歌唱や曲は魅力的で、特にDon't You Cry、Wherever You May Goは掛け値なしに素晴らしい。 だが、少しでも張り上げれば貧弱なわめき声と化して感動が台無し。 ロックやハードブルーズはもとより、バラードでさえ盛り上げられないのでは厳しい。 穏やか一辺倒では1~2曲は良くても、アルバム通して聴かせるわけにもいかないだろう。 「Coverdale/Page」「Restless Hearts」で地の底に叩き落とされた身としては久々に救われた思いもしつつ、限界をも痛感させられた。 今思えば「Slip Of The Tongue」はわめき声を活かす最後の手段だったのかもしれない・・・。