この曲を聴け!
TOUGH IT OUT (1989年)
MyPage

TOUGH IT OUT
モバイル向きページ 
解説 - TOUGH IT OUT
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. YTYT ★★ (2004-01-01 02:44:00)

1989年発表の2ndアルバム。
ハードポップ期の FM では、最高傑作と言っても差し支えないと思います。
"BAD LUCK" 、 "SOMEDAY" や "EVERYTIME I THINK OF YOU" などの名曲が並ぶA面は、
特に完成度が高いです。
(外部のソングライターに、DESMOND CHILD や JUDITHE ・ ROBIN RANDALL母娘 が加わっているのも、
あると思いますが)
ポップとは言っても、決して浮つくことなく、しっかりとしたメロディラインをのせているあたり、
後期の名作「APHRODISIAC」に通じるものがあるのかもしれません。
SHY や DOKKEN 、VALENTINE(USA) などで知られる、NEIL KERNONがプロデュースしており、
音質に関しても、問題は無し。
ぜひ、再発が待たれるアルバムです。



2. BLACK MURDER ★★ (2004-05-31 21:12:00)

感動的なほどにハイクオリティーだった1stの次に発表された2ndだが、これがさらにその上を行くスーパーハイクオリティーなアルバムだ!まさしく初期のFMの最高傑作だ!!いや、すべてのFM作品の中でも一番だと思う。なんなんですか、この楽曲たちは!!あまりに一つ一つの楽曲が光り輝いてるから逆に聴いてるこっちが疲れるくらいだ(笑)ほんとねぇ、このアルバムに出会えた時、こういうメロディックロックが好きでよかったと感動しましたよ。オープニングのタイトル曲から「BAD LUCK」「SOMEDAY」といった名曲が立て続けに来たかと思いきや、感動の名バラード「EVERYTIME I THINK OF YOU」が来る。さらに後半もメロディーの秀逸な曲がこれでもか!って具合に襲ってくるのである。俺の人生の中でもトップクラスのアルバムだ!このアルバムを聴いて良いと思えない人は自身を持ってデスメタルやスラッシュメタルとかに行って下さい。再発してくれ~



3. タコスケ ★★ (2004-11-22 00:31:00)

一部ではFMの最高傑作は4thという間違った定説が流布されているが、彼らの最高傑作は間違いなく本2ndである。金をかけたであろう事が一聴してわかるサウンド・プロダクション、外部ライターとの共同作業によってもたらされた楽曲の充実ぶり・・・。4th「APHRODISIAC」も良い作品であるという事実は認めるが、最高傑作であるとは残念ながら言えないと思う。秀曲揃いの本作中でも私が特に気に入っているのは、いわゆる「外注曲」ではなくオーヴァーランド兄弟による⑦。サビの部分が聴いててホントに気持ちいい。ライブがみたかったな~。



4. anthem ★★ (2005-08-25 11:57:00)

今日届いた!Amazonで2770円。1stとの2枚組。安いよねぇ・・・
さて内容だが、確かに優れたメロディアス・ハードである。
中でも僕が特に聴きたかったのはマーク・フリーのヴァージョンで知った“SOMEDAY(You'll Come Running)"のFMヴァージョンだ。
スティーヴ・オヴァーランドはまさしくポール・ロジャースそのものの歌い手なので、ソウルフルにメロディを崩しながら歌うため、ダイナミズムがあってカッコいい・・・反面、丁寧に歌うマーク・フリーのヴァージョンもやっぱ捨てがたい・・という感じ。
感動するという意味ではマークに軍配かな?もちろんどちらも素晴らしいけど。
楽曲そのものの充実度では、SHYの『EXCESS ALL AREAS』やアリス・クーパーの『TRASHED』、BON JOVIの『NEW JERSEY』、そしてマーク・フリーのソロほどの名作ではない。
FMの最高傑作は1stじゃないかな?楽曲の充実だけを見ると。バンドとしての勢いや骨太さは本作が上かな。1stではAORマシーンって感じだし。
何はともあれ良いアルバムです。




5. ジーノ ★★ (2005-11-05 01:10:00)

メロディアスさではファーストの方が上です。本作品は若干ブルージーさが入ったメロディアスハードです。ファーストはキーボードがキラキラしていてハードポップ風でしたが・・・この後次第にブルージーになっていくのだが・・・あとたしかにマークフリーのSOMEDAYのほうが上のような気がする。しかしこれはこれでブルーズテイストの入った感じでよいです。



6. BLACK MURDER ★★ (2006-08-30 21:16:00)

名盤1stと共に去年めでたくリマスター再発された、FMの2ndにしてメロディアスハードロックの超名盤。
あのデズモンド・チャイルドをはじめとした外部のソングライターが参加したハイレベルな楽曲を、エッジを備えたギターとキラキラしたキーボードで味付けしたサウンドで包み込んだメロハー好きにはたまらない音楽。「VITAL SIGNS」の頃のSURVIVORをもう少しハードにした感じとでも言うべきか。
この頃のFMはそのサウンドの方向性から、ぱっと聴いただけだとアメリカのバンドと勘違いしそうだが、根底に流れているのは英国のブルースロック。その役目を担っているのがこのバンドの最大の売りであり、メロディアスハードの世界の至宝、スティーヴ・オーヴァーランドのソウルフルかつブルージーな歌唱だろう。ポール・ロジャースとマイケル・ボルトンを足して2で割ったような歌声と歌唱は絶品で、アメリカナイズされたポップな楽曲をレベルを何段階も上げている。
捨て曲なんて無いし、「BAD LUCK」「SOMEDAY」「EVERYTIME I THINK OF YOU」「THE DREAM THAT DIED」なんかは文句なしの名曲。個人的には墓場まで連れて行きたいアルバムのうちの一つ。
「SOMEDAY」は個人的にはもちろん、このFMバージョンが最高。




7. 火薬バカ一代 ★★★ (2016-12-31 01:40:11)

タイトルとアートワークはガテン系。でも音楽性の方は、ニール・カーノンが手掛けた音作りから、デズモンド・チャイルドら外部ライター勢を起用した形振り構わぬ姿勢まで(バックVoにはテリー・ブロック、ロビン・ベックも参加)、自信を持って放ったデビュー作『INDISCREET』がコケたことで「じゃあこれならどうだ!」とばかりに、一層AOR路線に前のめりになっている’89年発表の2ndアルバム。
いや前作だってポップで煌びやかな作品でしたけども、要所で溢れ出す泣きや哀愁が、隠しようのないFMのブリティッシュ・ロック・バンドとしての出自を物語っていたのに比べ、今回はもう身も心もアメリカンになりきって大陸の爽やかな微風を送り込んで来てくれています。例えるなら、前作収録曲“AMERICAN GIRL”の明るくハジけるノリを全編に行き渡らせたような感じ…とでも申しましょうか。
しかし、それが批判に値しないことは他の皆様の絶賛コメントが証明する通り。というか、こんだけ充実した制作環境だったら悪い作品なんて作りようもないですわな。スティーヴ・オーヴァーランドの「エモーショナルな歌唱」のお手本の如きVoや、兄クリスの弟に負けないぐらい歌心溢れるGプレイ等、メンバーのパフォーマンスも実に手堅い。
収録曲については、初めて聴いた時はジュディス&ロビンのランダル母娘提供の至高のハードポップ・ソング“SOMEDAY”のインパクトに全部持って行かれてしまった感があったのですが、その他の楽曲だって③⑤⑧等、十分に粒揃い。
3年後ぐらい、今度は『TOUGH IT OUT 30』をリリースするってのは如何でしょうか?




8. 失恋船長 ★★★ (2018-08-26 17:26:02)

売れたきゃ俺に頼めと言わんばかりに、この手の歌モノ系には名を連ねていた名プロデューサーのニール・カーノンが参加しています。ライトでアーバンなアメリカン志向のサウンドは洗練された作り込みが耳を惹く、作り手と演者の思惑が合致したような作風に仕上げており、そのカラフルな楽曲も手練手管のやり手に掛かれば、必要以上に弾かないが、インパクトを放つクリスのギター、装飾美担当のキーボードも絶妙と、ライトな作風なのに、英国的なコクを聴かせるアレンジメントにも両者が大きく貢献している。
そんな中でも圧倒的な存在感を見せているのがヴォーカルのスティーブ・オーバーランドのをエモーショナルヴォイスだと思うのですがいかがでしょうか?彼らが奏でるサウンドは華やかさと躍動感に溢れており、完成度の高さを促す圧倒的なパフォーマンスを見せている。
何故か日本では売れずイマイチ認知度の低い英国のバンド。都会的なオシャレ感はあれど、根底にある陰気な英国風味が絶妙に絡んでいるので、聴き応えはたっぷりあると思いますよ。
甘いだけじゃない歌モノロックが聴きたいマニアなら迷わずトライして欲しい一品ですね。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示