スタジオ作も良いがこのライブはリラックスしたムードで非常に楽しい。 収録曲の大半はカヴァーで、スタジオアルバム以上にブルーズ色が強い感じ。 タイトル通りアレンジがアコースティックなので迫力に欠けると思うかもしれないが、そんなことはない。 何しろ演奏が素晴らしい。4thアルバム収録の「CLOSER TO HEAVEN」、「BLOOD AND GASOLINE」などの情感あふれるプレイはスタジオ作を軽く超える素晴らしさ。 名ライブアルバムです。
FMというバンド、正直言ってこれっていうアルバムは無い。ベスト盤で充分。その時の流行に合わせそこそこの曲を出している。 このアコースティック作品も流行りの時期に出た作品で、カヴァー曲、自分達のそこそこの曲が並んでいるのだが、S・オーヴァーランドの歌唱が特筆モノ。 イギリスという国は素晴らしいシンガーを多数輩出している所だが、オーヴァーランドのこの作品における歌唱は数々の名シンガーと実力では完全に肩を並べている。 まさにIT`S THE SINGER,NOT THE SONG!