1988年発表の2nd。 これは最高のロック・アルバムである。この作品に対するメンバーの妥協を許さない姿勢が、シンプルなアルバム・ジャケットに表れている。「変な先入観は捨てて、とにかく曲を聴いてくれ!」そんなメンバーの熱い思いとこの作品に対する自信が、猛烈にジャケットから伝わってくる。 もちろん楽曲は素晴らしい。まず1曲目の「Bad Seamstress Blues/Fallin' Apart At The Seams」でKOされるに違いない。キャッチーな「Gypsy Road」や「The Last Mile」、カントリー調の「Coming Home」、バラードの「Don't Know What You Got」など名曲のオンパレードである。トム・キーファーのしゃがれ声が最高に渋くていい味を出している。このアルバムのサウンドは、テクニカルでドラマティックなメタルが好きな人にとっては地味なサウンドなのかもしれない。しかし、テクニックに走ったメタル・バンドが忘れたロック魂がここにはある。これがロックというものである。ロックはハートである。
Night Songsのイメージのままこのアルバムに手を出したのですが、まぁブルージーでブルージーで度肝抜かれました。このアルバム聴くたび、ロシアでBJやGorky Park、Ozzy、Scorpionsらとライブやった時に、Tomが観客に何度も何度も、「Gypsy Road」のコール&レスポンスをトライしていたのを思い出す。。。ド派手なルックスとバンド名で誤解されそうだけど、Tomは非常にシリアスなフロント・マン。様式美を重んじるHR界にあって、あの独特の哀愁漂うたたずまいと唯一無二のボーカル、それだけで他のHRバンドと確実に一線を画していたんじゃないかと思います。
確かにAC/DCみたいな曲が多いです。ボーカルの声とかギターのリフがね! でもワタクシは好きだな~。ポップで本家より聴きやすいんですわ~。 ポップなロックンロール以外にもこれまた必殺のバラードのDON'T KNOW WHAT YOU GOTなんかあったりして非常にオススメです! 典型的なLAメタルみたいなバンドとはちょいと違いますぜ。