当時日本では彼等のファーストアルバムとセカンドアルバムとの発売が逆のカタチになってリリースされた。 このアルバム,DISREELI GEARSは1968年5月に日本において彼等のデビューアルバムとしてリリースされた。 サウンド的にはFRESH CREAMにみられたようなブルースナンバーが影を沈めブルースの枠にとらわれない曲が収められている。 このことはブルースを追求したいが為にグループを結成したエリッククラブトンにすれば大きな変化であろう。 個人的には特にアナログでいうところのSIDE.A1曲目から5曲目までよく聞いたものである。特にDANCE THE NIGHT AWAYのラーガ奏法にはドキモを抜かれた憶えがある。 また当時,日本ではこのアルバムの中に含まれているSUNSHINE OF YOUR LOVEをTHE GOLDEN CUPSがいち早く取り上げていたのを記憶している。 今思うとスタジオにしろライブにしろ彼等自身,この頃がすべての面でもっとも充実していた頃ではないだろうか。
CREAMの出世作で有名な2ndですね。 ジャケからも分かるように、サイケ色が前面に押し出されていて 初めて聴くには難有りかもしれません。 決定的名曲がSunshine Of Your Loveしかないというのもあまり聴かれない理由でしょうか。 しかし、どの曲もCREAMらしさを持っており、聴かずして通れない屈指の名作です。 ブルースとサイケの混合により1stとは一味も二味も違ったCREAMが堪能できます。 今作がなかったら次作の名盤Wheels Of Fireには到達していないでしょう。