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DILUTE TO TASTE
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1. GEORGE ★★ (2003-09-14 20:56:00)

スタジオ2曲、ライブ4曲の企画盤。
スタジオ曲は結構ドラマティックだ。
硬派な曲調にメロディアスなソロの対比が良い。
リズムも特に変わったことはしてないけど気持ちいいし、何よりドスを利かせつつちゃんと歌うヴォーカルがいい。
ライブも安定してるし結構いいもの持ってるバンドだった。
「ごーすとばすたーず!」がプチヒットしちゃったから変にイメージを決めてしまった。
ライブでもかなりこの曲で盛り上がってるんだけど…もったいない。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-10-01 00:19:48)

イギリス・ランカシャー出身の5人組が'91年に発表した6曲入りEP。音源としては2nd『FOR WHOSE ADVANTAGE?』の再発盤でボーナス・トラックとして丸ごと聴くことが出来てしまうのですが、先日、出掛けた先で立ち寄った古本屋で本作の単品CDを発見。まさか(専門店ではなく)こんな所で出会おうとは…と、つい感激して衝動買いしてしまったという。
内容の方は、野太い声質ながらもしっかりと歌えるVo、じっとりと湿気ったメロディを流麗に紡ぐ2本のG、スラッシーな疾走感は抑え気味に、緩急を効かせることを重視した曲展開etc.…といった新曲2曲の方向性が表す通り、よりパワー・メタル色を強めることとなる同年発表の3rd『KIN』の予告編的役割を果たす出来栄え。特にアコギも交えて劇的に盛り上がっていく②は名曲ですよ。
4曲のライブ音源に関しては、METALLICA型の構築感を宿した楽曲をスタジオ版以上のアグレッションを漲らせ再現するバンドの実力の高さを再確認。また観客が大合唱を響かせる③⑤等からは、XENTRIXが地元で根強い支持を得ていたことも伺えるという(MCからすると収録会場はブリストル)。そしてライブの最後を〆るのは勿論、映画『ゴーストバスターズ』テーマ曲のカヴァー⑥。「XENTRIXと言えばこの曲!」とのイメージが終始付きまとうことについては、バンド側にしてみりゃ複雑な思いがありましょうが、ひとたびプレイすれば会場がこんだけ盛り上がるのですから、そりゃ演らんわけにはいかんよねと。
EPといえども軽く見られない満足感が得られる1枚です。



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