このアルバムを持っていないが、あるサイトのコーナーでこのアルバムの曲゛BETTER LEFT UNSAID゛を聞いた。(今、それは打ち切られている。)これは驚かせたどころか、嬉しかった。゛NIGHT OF THE CRIME゛を持っていて、それよりもポップで明るく音に厚みがあって雄渾だった。゛NIGHT OF CRIME゛もメロディアスであるが、それよりもこの゛AN EVEN MORE PERFECT UNION ゛が好き。このアルバムの音は従来よりもソフトでおとなしめ。ドラマティックなヴァン・ヘイレンに例えられるかな。しかし、CD版にデフ・レパードやスターシップなどに携わったプロデューサー、ジョン・ランジとグループと合作した曲が収録されているらしい。しかもキーボードの音が強調されているらしい。従来よりもポップな面が垣間見える。神戸の中古のレコード店で探してもこのアルバムは見つからない。(しかし、おととしの12月にチラッと見かけたことがあった。)AORで典型的なのは、ボン・ジョヴィ、ジャーニー、TOTOやスターシップなど。存在しないが、このグループと同じアリゾナ州出身のMr.ミスターも同様で、それらが定番。この作品はAORの傑作だから世にもっと評価され、日本のレコード会社が再版してほしかった。ちなみに、オートグラフの未発表音源がすでに日本クラウンから発売されている。僕の聞いたあの曲は印象的で、ドラマやアニメの主題歌にふさわしい。
2ndアルバムのセールス不振を理由に 健闘虚しくキャピトルから「クビ」を宣告されたバンドが 新たにメガフォースとの契約を勝ち取るキッカケになった作品。 元々彼らの地元でのみ、という極めてローカルな範囲で、 しかも当初はカセット・テープでしかリリースされなかった特殊な作品です。 1995年にようやくCD化が実現。その内容なのですが、まさにメジャー発の 「NIGHT OF THE CRIME」と「RIGHT BETWEEN THE EYES」の中間的なサウンド。 もっと分り易く言うと、セカンド路線のサウンドでVoがジェリー・ハリソンと言った感じ。 とてもマイナー発の音源とは思えないほどのハイクォリティぶりです。 メジャーが食指を伸ばすのも当然ですね。