3rdは未調ですが、1stや2ndと比べると個人的には若干「良いな」と思える曲が減った気がします。それはやはり慣れのせいもあるかも知れませんし、それでも彼ら(というかリッチー)のネタが尽きたとは全く感じられません。RHAPSODYは1st~2nd~4th(POWER OF THE DRAGONFLAME)~3rdと聴きましたが、3rdを聴く頃にはちょっと飽きてましたが、BLACKMORE'S NIGHTはあそこまで"濃く"ないし(笑)、ネタの幅は狭くないのでまだまだ楽しめそうです。 「良いなと思える曲が減った」と言いましたが、それでも『WAY TO MANDALAY』『ALL FOR ONE』『GHOST OF A ROSE』『DANDELION WINE』『DIAMONDS AND RUST』『CARTOUCHE』『QUEEN FOR A DAY(part1と2)』……とかなり好きな曲は多いです。というか、こうして改めて考えると、やっぱり良い曲はかなり多いです。(笑)ただ、新鮮さが多少薄れたから以前ほど感動を感じなくなってしまったのかもしれません。(非常に残念) JETHRO TULLのカヴァー『RAINBOW BLUES』はロック色が多少強く、昔からのファンは「こういうのがもっと欲しい!」と思うかも知れませんね。(笑)カヴァーだと知らなければタイトルを見て「おぉっ!!」と思ってしまう人も多そうです。(笑) 『ALL FOR ONE』での御大の電気ギター(笑)捌きには「これだよ、これ!」と嬉しくなってしまいます。 キャンディスの純粋無垢声はまだまだ健在でその声にじっくり浸れます。偏見丸出しで言わせてもらいますが、「ホントにニューヨーカーかよ!」っていう感じですね。キャンディスの歌唱はよく「無表情」「棒歌い」など言われますが、俺は以前からそんな風にはあまり思っていないので全く気になりません。そしてこれはキャンディスのヴィジュアルに惹かれているから盲目的になってる訳でもありません。(笑)あまり惹かれてませんから。(笑/いや、まぁ綺麗なんだろうなぁとは思いますが) 多少話が脱線してしまいましたが、今のところあまり票が入ってませんが、俺には悪い作品どころかさすがの作品ですね。彼らの作品が好きなら是非聴いて欲しいし、これで初めてこのバンドに触れても決して悪い印象を抱くことはないんじゃないかと思います。