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IN ROCK WE TRUST (1984年)
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IN ROCK WE TRUST
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解説 - IN ROCK WE TRUST
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. かわち ★★ (2003-06-13 22:34:00)

前作「MEAN STREAK」が1ST~2NDに比べてトーンダウンしたと感じることもあり、当時あまり期待せずにこのアルバムを購入した。ましてや、世はまさにLAメタル全盛期。ルックスやラジオヒットなどとは無縁だったバンドに変化が訪れたアルバムでもあった。
確かに初期とは色の違う楽曲が並んでいるのは否めないし、泣きのGはちょっと控えめ。だけどこのアルバム、結構好きなんですよ。「DON'T STOP RUNNIN'」なんてY&Tらしい明るいナンバーだし、「THIS TIME」もなかなかのパワーバラード。あの時代を考えれば、ルックスはお世辞にもかっこいいとは言えないけど、演奏がしっかりしていたのは揺るぎ無い事実。下手な演奏のノリノリROCKよりも演奏がかっちりしたダサイROCKの方に私は軍配を上げるんでね。




2. Ranzzy ★★ (2005-07-09 02:41:00)

このアルバムのハイライトはやっぱりDON'T STOP RUNNIN'でしょう。それまでのアルバムのハイライトは泣きのギターのメロディアスな曲だったけど、この曲はのりのよい明るいかっこよい曲。メロディアスでソフトな曲もあって、そのへんはMEAN STREAKの延長って感じ。



3. あまひろ ★★ (2005-11-13 12:24:00)

皆さんこのアルバムの良さが解らないのでしょうか…。私はY&Tのアルバムではこれが1番だと思います。曲はそれまでのアルバムの物は確かに名曲もありますが、良い曲とそうでない曲との差があります。このアルバムは捨曲有りません。当時隆盛のLAメタルの影響は確かにあるのですがそれでこのアルバムの評価が下がるという事は無いと思います。メニケティ氏のボーカルはこういう雰囲気の曲に1番合うような気がします。ただギターに関しては少し控えめ(それでも短いフレーズに感動が一杯)です。もっとこのアルバムを聞いて欲しいなー。廉価盤で再発されておりますので



4. ガイアナ ★★ (2006-04-05 20:47:00)

バンドの方向性に迷いが生じてきた作品。
LAメタル影響下のゴージャスな音作りに、戸惑いは隠せません。
元々アメリカのバンドなので、この変化は避けられない運命だったのかもしれません。あのMANOWARでさえ一瞬おかしくなったくらいですから。
しかしこれらの情報を与えられたくらいで、初期ファンの方、聴く前から「ダメなのか」と勝手に決めつけないように。
全曲が全曲LAメタル化しているわけではなく、数曲の内ではあの哀愁のメロディーと燃える情熱が未だ健在なのです。
4曲目「I'LL KEEP ON BELIEVIN'」を、まずは何はなくとも聴いていただきたい。
この泣きのメロディー、胸を締め付ける哀愁美はどうだ!!屈指の名曲「RESCURE ME」「FOREVER」にも負けてないぞ!!ありったけの熱い想いを絞り出して奏でるギターは、神様GARY MOOREに匹敵するほど官能的!!
作品通して聴くのは初期ファンとしてはやはり厳しいものがありますが、この1曲だけでも十分元取れます。
念を押して最後にもう一度言っときますが、くれぐれも避けないように。
推薦度:★★☆(I'LL KEEP ON BELIEVIN':★★★★★)




5. りーやん ★★ (2007-08-25 13:19:00)

エモーショナルな曲が少なくなって、コマーシャルな要素を導入し始めた作品。歌詞を含め、LAメタル的な曲調になったのは事実だが、良い楽曲が多く、素晴らしいアルバムだ。音質も良く、Y&Tのアルバムの中で、完成度は一番だと思う。
このアルバムがあるから、ライヴの幅が広がったのだからもっと評価して良い作品だ。評価されないのは、酷いジャケットのせいではなかっただろうか。ロボットが飛ぶDon't Stop Runnin'のプロモはもっと悲惨だった。直視できなかった。ギターが泣くのは良いが、プロモで泣かせないで欲しかった。
Rock & Roll's Gonna Save The World ★★★★★
ミディアムテンポのロックナンバー。初めてラジオで聴いた時、少々地味かとは感じたが、一気にメジャーな雰囲気になったと思った。ライヴでの掛け合いが良かった。
Life, Life, Life ★☆☆☆☆
これもミディアムテンポの楽曲。バックコーラスの使い方で前作以前とは違う雰囲気。アルバム中、唯一の捨て曲かな。
Masters And Slaves ★★★☆☆
Mean Streakみたいに大袈裟なギターメロディーから始まるパワーナンバー。
I'll Keep On Believin'(Do You Know) ★★★★★
外部ライターとの共作曲。哀愁の漂うメロディー。名曲!
Break Out Tonight! ★★★☆☆
速めのMidnight In Tokyoといった趣。少々焼き直し感は否めないがなかなか良い曲。
Lipstick And Leather ★★★☆☆
ライヴでの定番曲。I'll Keep On Believin'(Do You Know)と同じメンバーでの共作。
Don't Stop Runnin' ★★★★★
メジャーキーのロックナンバー。これもライヴでの定番でY&Tの代表作の一つ。この曲を2曲目にしていたら、もっとラジオで取り上げられたのにと思う。
(Your Love Is)Drivin' Me Crazy ★★★☆☆
一瞬、捨て曲かと思ったが、ライヴではブルージーで映える曲。
She's A Liar ★★★★☆
ブギータイプの楽しい楽曲。マイナーキーとメジャーキーが行ったり来たりする。
This Time ★★★★☆
良いバラード。前半の切ないメロディーが素晴らしい。が、サビで転調してしまうのが残念。この時代、アルバムの最後にこういう曲を持ってくるのが定番だったから、仕方ないか。あ~勿体無い。



6. MK-OVERDRIVE ★★ (2010-06-14 20:37:00)

1984年、アメリカはまさにLAメタル花盛り、ということで売れ線に走り始めた作品です。しかしそれは表面上のことで、Y&Tらしいメロディックでヘヴィな楽曲は健在、むしろパワーアップしたように思えます。次作ほどポップになりきっていなくて、その辺の絶妙なバランスという点では最高傑作と言えます。何よりもタイトルが素晴らしい。ロックこそ俺達が信じるものだ! 1曲目の「ロックンロールは世界を救う」にしても、仰々しいけどありがちなフレーズを臆面もなく放つY&T、いや~この図太さが好きですワ。



7. 火薬バカ一代 ★★★ (2011-01-18 22:56:29)

'84年のリリース当時、レコード会社の担当者が目にした瞬間思わず頭を抱えてしまったという逸話を持つ、Y&T史上屈指のダメジャケが目印の5thアルバム。(個人的には、ロボットが履いてる紫パンツと股間のもっこり具合が気になって仕方ないのですが)
LAシーンの盛り上がりに触発されてレコーディングが行われた本作は、明るくシンプルな曲調と、エンディングに組み込まれた“星条旗よ永遠なれ”のメロディも印象的なミッド・チューン①が本編の幕開けを飾る事に象徴されるように、粘っこいブルーズ色や濃厚な泣きといったマイナーな要素を排し、キャッチーでアッサリ風味のアメリカン・メタル志向が前作『MEAN STREAK』以上に顕在化。そのため初期作に比べるとファン人気は今ひとつ芳しくないわけだが、こうして改めて聴き直してみると、メンバーのパフォーマンスには全盛期ならではの躍動感が満ち溢れ(フィル・ケネモアに合掌・・・)、効果的に導入されたKeyが、良い意味で産業ロック的な洗練された魅力を醸し出す④や、ポップ且つ爽やかに疾走する⑦といった、Y&Tの新たな魅力の地平を切り開く楽曲の数々を収録。本編ラストには、従来のY&T節とキャッチーな新味が違和感なく融合をみた名曲⑩が置かれる隙のない構成といい、退屈なのはレコード会社のアイデアを受けて収録された⑥ぐらいのもので、それ以外は捨て曲なしと言っても過言ではない完成度の高さに大いに感心させられた次第。
考えてみりゃ、彼らのアルバム中最も売れた作品でもあるわけで(45万枚のセールスを記録)、クオリティが低いわけはないのだ。




8. 失恋船長 ★★★ (2014-01-05 12:37:40)

もともとジャケットなんて記号やん位にしか思わず、ジャケ買もしますが、酷いもんでも気にせずに買いますが、このアルバムのダサさは5本指に入ります。評判も良くなく聞くのを当初は避けていた一枚なのですが、時代背景もソコソコにやっぱりギター&ボーカルはデイブ・メニケッティそのものなのです。カラッと陽性アメリカンロック色の強さに打ちひしがれたファンの気持ちもわかりますが、当時はこんなもんでしたよシーン全般がね。オジーもそうだったしね。従来より華やかさを際立たせ上手い演奏がイメージ通りのアメリカンロックを思いっきり奏でています。唄メロなんかもキャッチーで耳を惹きますよ。そこに職人気質の歌声とギターが乗るんだからね。贅沢な遊び心というものです。


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