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NICE (1969年)
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NICE
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解説 - NICE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. かわち ★★ (2003-05-19 22:39:00)

キース・エマーソンがEL&P結成前に在籍していたバンドの3RD。
邦題は「ジャズ+クラシック/ロック=ナイス」という何とも数学的な?題名。
このバンド、EL&Pほどのメジャー感はないし、一言でいえば“EL&Pの2軍"みたいなものかもしれない。だけど、EL&Pの影は見え隠れするし、この時点で既にキースの音楽性、カリスマ性は確立されていたと断言できる。マニアックな人達は決して素通りできないバンドですよ!
ちなみに、このアルバムは「スタジオ+ライブ」という変則的なものだけど、特にライブで「RONDO(69)」を聴けるのが特におすすめかな?




2. 1956 ★★ (2007-05-23 13:20:00)

「かわち」さんの仰るとおり、キース・エマーソンのファンは勿論、プログレファンなら決して素通りしてはいけないバンドです。
それにしても、何でこんなにナイスに関する発言が少ないのかなあ。確かに、ブライアン・デヴィスンのドラムスは、カール・パーマーに比べるとたどたどしいし、リー・ジャクソンのヴォーカルは、とてもグレッグ・レイクには太刀打ちできない。
しかし、2人とも、立派にキースのオリジナリティ溢れるキーボードプレィをサポートしている。ベースの音なんかは、僕はグレッグの正統派ベースより、リーのソリッドなベースの方が好きだ。
このアルバムは、「エレジー」の後に買った。1曲目の「アズラエル・リビジデット」から、パワー全開の迫力だ。2曲目の「ハングオン・トゥー・ア・ドリーム」は、「エレジー」でライヴバージョンを聴いていたので、アレンジ過剰に聴こえた。
LPではB面の2曲はライヴ録音だが、グループ紹介に続いて始まる「ロンド69」は、このアルバムの聴き所だろう。ELPでもライヴで演奏されたお馴染みの曲だが、とても新鮮に聴こえるところが魅力的だ。「シー・ビロングス・トゥ・ミー」は、長いインプロビゼイションを飽きさせないキースのテクニックの独壇場。「エレジー」でもボブ・ディランの曲をカバーしていたけど、キースの好みなのかな?
僕は、ELPからナイスに入った口だから、偉そうな事は言えないけど、THE NICEというバンドは過小評価されていると思う。ELPは高校時代にリアルタイムで聴いていたが、ナイスは解散後しか知らない。でも、もしこのバンドをリアルタイムで聴いていたら、絶対コンサートに行ったと思う(日本には来てないけどね)。
それにしても、リーもブライアンも、キースに見放され、それぞれ立ち上げたバンドも長続きせず、折角パトリック・モラーツと組んだと思ったらイエスに持って行かれてしまうとは、本当に気の毒な人たちです。



3. とくさん ★★ (2008-06-03 10:51:00)

アルバムレビューではありませんが・・・
ザ・ナイスはELPから遡って1977年辺りから聞き始め、今ではELPよりも頻繁に聞いている好きなバンドです。僕自身、77年にベースを弾き始めたということもあり、リー・ジャクソンは最初に憧れたベーシストでした。今でも彼のベースのほうがグレッグのベースよりも好きです。
イギリスのHelterSkelterという出版社から2002年に出たThe Story Of The Niceという書籍(リー・ジャクソンの直筆サイン入り!)に書いてありますが、グレッグがELPで「ロンド」を演奏するにあたり、リーに奏法を教わったと。リーのベースはユニークでした。ジャクソン・ハイツの頃にはクリス・スクワイアに影響されたような音使いが見られましたが。
ブライアンのドラムも好きです。レフュジーのアルバムでのプレイは評価高いですよね。
ナイス解散後の二人は本当に哀れですが、再結成ナイスで久々に元気な音を聞けて嬉しかった。
と思っていたら、先月ブライアンの訃報・・・
リーにはまだまだ続けて欲しいです。


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