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PHENOMENA (1984年)
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PHENOMENA
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解説 - PHENOMENA
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 渡り烏 ★★ (2003-04-13 23:43:00)

メル・ギャレーの復帰プロジェクトとして始動したPHENOMENAは、
グレン・ヒューズ、コージー・パウエル、ニール・マーレーなどの
大物アーティストが参加しました。
一曲一曲をばらばらに聴くのではなく、
アルバムを透して聴いてほしいと私は思います。
グレンの透明な歌声と妖しくも神秘的な演奏が、
一つの物語を形作っている様に感じたからです。
実はメンバーの豪華さに釣られ購入したわけですが、
それ以上の価値があったと感じています。
このサウンドに出会えた事を本当にうれしく思っています。



2. ろびん ★★ (2003-05-03 23:29:00)

私とPHENOMENAの出会いは、友人から1枚のレコードを聞かせてもらったときでした。
それまでもその友人からはいろいろ私の聴いたことのなかったバンドの曲を聞かせたもらったり、時には私から聞かせたり情報交換を頻繁に行なっていたのですが、
ある日彼が見たことのない1枚のレコードを取り出して見せてくれました。
それがこの作品だったわけですが、実際彼もメンバー全員知ってるからという理由で購入したそうです。
いざ針を落としてみると、その独特の世界観に圧倒されてしまいました。
渡り鳥さんの言うように1曲ずつバラで聴くよりも全曲通して聴いてほしいです。
一話の物語というか、1つのコンセプトが存在し、あの世界観を出しているのではないかと私は思います。
その中でも中心に圧倒的な存在感を放っているのはグレンの声です。
独特の世界観をもつ演奏の雰囲気に彼の声が不思議なくらい溶け込んでいるようで、
何ともいえない妖艶さを出しているのではないでしょうか。
この手の雰囲気は出しすぎてしまうとめちゃくちゃになって、作品の個性、売り、聴かせどころがぼんやりとしてしまいがちですが、
この作品にいたってはその「やりすぎ」と「絶妙」のギリギリのところに立っているので、ここまでの素晴らしさになっているのではと私は思います。



3. 柴が2匹(会社から) ★★ (2004-02-03 22:10:00)

怪我によりシーンを離れたメル・ギャレイ復帰の為、弟トム・ギャレイが企画したロック・オペラ作品の第1段(85年)
上記の方々の仰るとおり、メンバーが当時としては豪華で話題になりました。全体的に物語となっており
これでもかというほどのメロディアスなHRと全曲ボーカルで参加しているグレン・ヒューズの歌声が
非常にマッチしておりあまりにも美しく且つ華麗な作品になっています。曲自体の良さは作曲のリチャード・ベイリーのセンスにあるといえるでしょう。
本作は非常に英国では評判で映画化の予定もあったそうです。




4. アンパンチ ★★ (2004-04-16 21:46:00)

レコード購入当時する切れる程聞きまくった。
ヒューズの歌声に癒されました。



5. けんしょー ★★ (2004-06-17 22:41:00)

なんといっても、典型的な英国産湿り気味HRをグレン・ヒューズが歌うことに最大の価値があります。
曲のクオリティもものすごく高く、文句のつけようがありません。
幻想的な小宇宙をおもわせるサウンドプロダクションも見事。




6. はちべえ ★★ (2004-09-23 20:10:00)

・・・出た。グレン・ヒューズとコージー・パウエルの個性的コンビ作。透明感溢れる真っ暗闇の中で二人が競演している感じである。二人のライブを見てみたかった・・・。ドラムも線は細いがコージー節で叩いている。ホワイトスネイクの「スライド・イット・イン」と比べてしまう俺は嫌な奴だろうか・・・。



7. セッキージョーダン ★★ (2005-01-10 04:10:00)

目をつぶっていても、情景が思い浮かぶ作品。
思えば発売されたのは大昔だが、映画化とかして欲しかったな。
ここの技量は言わずもがな。




8. 暗黒騎士MARS ★★ (2005-12-26 07:30:00)

PHOENIX~までは完璧と思ったが、その後似たような曲が続くのが残念。



9. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-06-12 23:13:24)

メルとトムのギャレー兄弟が音頭を取り立ち上げたHRプロジェクトが、'85年に発表した1stアルバム。『フューリー』とか『炎の少女チャーリー』を思い出す(?)「超能力者たちが繰り広げるホラー・タッチのSFストーリー」を有するコンセプト・アルバムであり(ポシャったけど映画化企画もあったのだとか)、全三部作構成の内の第一弾にあたる作品。
毎回豪華なゲスト勢が参加しているのも売りの一つで、本作にはグレン・ヒューズ(Vo)、コージー・パウエル(Ds)を始め、ニール・マーレイ(B)、テッド・マッケンナ(Ds)、ドン・エイリー(Key)ら腕利きミュージシャンが集結。…と言っても、音作りがソフティケイトされているため個人技は然程目立っていません。壮大且つ抒情的なサウンド面において中心的役割を担うのは、曲作りも手掛けるリチャード・ベイリー(元MAGNUM)のスペーシーで煌びやかなKeyワークや、歌神グレンの実に伸びやかなVoといった塩梅。
そうしたパフォーマンスの援護射撃を受けた収録曲の粒の揃いっぷりも特筆モノで、その完成度たるや、重厚且つミステリアスなOPナンバー①、キャッチーな②、アイリッシュ・フレーバー薫る③、ソウルフルなVoが絶品のバラード④、女性スキャットを取り入れたアレンジが秀逸な⑤…といった具合に、頭から順番に語っていけるぐらい。コージーのドラミングに「らしさ」とパワフルさが増す6曲目以降の充実度もお見事です。
3rd『INNERVISION』(’93年)の方を先に聴き、それから遡って本作を聴いたため事前の期待値は実は余り高くなかったのですが、こりゃあ紛うかたなき大名盤。見縊って申し訳ない。「ロック・オペラ・アルバムの先駆け」の名に恥じぬクオリティと存在感を誇る1枚です。




10. 失恋船長 ★★★ (2017-06-29 14:15:01)

ありゃ、これもアルバムの楽曲もコメントしていると完全に思っておりました。本当に老いは恐ろしい。完全にやったと思っているもんね。なんなら消されたんかと思うくらい記憶が混濁しているオッサンの戯言からスタートします。
メタルゴット、マサ伊藤氏のライナーノーツが面白く、今作の裏にはプロデューサーを務めるトム・ギャレーの実弟メル・ギャレーとグレン・ヒューズ、コージー・パウエルによる、トラピーズの復活劇があるんだという話がね。そんな裏情報を書き連ねたプロジェクトアルバム第一弾。
プロジェクトにありがちなネームバリューに頼った構成や、借り物競走感は皆無。むしろ誰かが主役と言うよりは、楽曲そのもので勝負。シンプルな構成の楽曲を歌うは、薬とアルコールに溺れ80年代を棒に振った稀代の名シンガー、ヴォイスオブゴットの愛称で知られるグレン・ヒューズのソウルフルな歌声を中心に、英国的な様式を継承する一代抒情詩へと仕上げています。
ポップでキャッチーだが透明感のある扇情的メロディの数々、シンプルにする事で聴きやすさを誘発、コンセプトアルバムだが頭でっかちにならず、聴きやすく纏め上げた手腕は見事ですね。
少々よそ行きのミックス故に、ダイナミズムが損なわれているのが残念で、コージードラムをおとなしいめですが、随所で個性を発揮してますよ。



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