バンドが一番ヤル気になってた時代のアルバムだけに内容は濃いです、出だしのJOHNNYと2曲目のROCKYにおけるブライアン・ロバートソンのワウを効かせたギターソロは絶品です。約7割がブライアンのソロですが歴史に残るDON'T BELIEVE A WORDのソロやBORDER LINEの郷愁に満ちたソロなど、まさにブライアンのためのアルバムです。
The Boys Are Back In Townのヒットを受けた後にリリースされたアルバム。若きギタリスト二人による叙情的なツインリードが胸を締め付ける、ストリート目線のクールさと、いなたいさ、そしてアイリッシュなメロディが大いにウケたのだが、今回もソロ路線をガッチリと引き継ぎ音楽性に揺るぎはない。むしろ方向性を先鋭化することで自分たちに魅力を研磨してきた印象が強い。