1979年5月23日、Casablanca Recordsよりリリースされた7thアルバム。
先にメンバー4人同時にソロ・アルバムを発表した際に、Peter Crissのアルバムを手がけたVini Ponciaが本作のプロデューサーに迎えられ、従来の無骨なハード・ロックから路線を転換。当時流行のディスコビートを大胆に取り入れたラ「I Was Made For Lovin' You」をはじめとする、キャッチーでポップな作品が収められており、RIAAのトリプル・プラチナムを獲得するなど大ヒットした。
なお本作では、アルコールおよび麻薬の影響で満足に演奏できなくなっていたPeter Crissに代わり、Ace Frehleyのソロアルバムに参加したAnton Figがドラムスの大部分を担当した。Peterは「Dirty Livin'」でのみレコーディングに参加している。また、Ace Frehleyのヴォーカル曲が3曲もあり存在感が大きい一方、Gene Simmonsのヴォーカル曲は2曲のみで相対的に影が薄い作品となった。
Recorded:January - February 1979 at Electric Lady Studios, Record Plant Studios, New York City
Producer:Vini Poncia