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ICON (1984年)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. m.c.A.K. ★★ (2003-01-09 11:13:00)

'84年発表の1stアルバム。
いわゆるLAメタル・ムーヴメントの中でデビューしたバンドだが、LAメタルらしからぬ独特な湿り気を持ったドラマティックかつへヴィなサウンドを特徴としていた。
特にインスト曲⑦“Iconoclast"は約1分半に彼等の美学が凝縮されたドラマティックでメロディアスな名曲。個人的にはMETALLICAの“Orion"、PRIESTの“Hellion"と共に『HMの3大インスト曲』と呼びたい。その他、ツインGを活かしたリフ(へヴィなリフとクリーンなアルペジオのカラミはなかなかカッコ良い)、テクニカルなリードプレイを活かした⑥⑧、最後を締め括る哀愁のバラード⑩等は中々の出来だと思う。
派手なLAメタル勢の中にあってイマイチ地味な存在のICONであったが、そこがまた魅力であった。




2. けんしょー ★★ (2004-05-13 18:00:00)

そうそう、これなんです。
若者はガムシャラに突っ走るべき。
時を得た若さと勢いが最高の形で表現された稀有な名盤。
結局"UNDER MY GUN"みたいな名曲は以後のICONでは生まれなかったけど、それだけにこのアルバムが光ってる。




3. m.c.A.K. ★★ (2004-05-18 14:24:00)

先日、東芝EMIから出たコンピレーションCD&DVDに“On Your Feet"のPVが収録されています。めちゃめちゃ懐かしい!!!その他懐かしい80'SメタルのPVが収録されていますので興味のある方は是非(CDの方は大した事無いですが・・・)。



4. ダイアスパー ★★ (2011-04-24 22:53:38)

いわゆるLAメタル的な能天気で明るい音楽性ではありません。これはもう完全に正統派メタルと言って良いんじゃないでしょうか。硬質なリフに吐き捨てるようなドスの効いたヴォーカルがカッコイイです。

プロダクションは非常に80年代らしい哀愁漂う感じに加工されていますが、何せ音楽性が硬派なので、メロハー風味に傾くこともなく、全うな正統派って感じに仕上がってます。




5. 失恋船長 ★★★ (2011-12-06 01:34:03)

1984年リリースの1st。
デビュー作とは思えない落ち着いた良質の正統派HM/HRサウンドを堪能出来ます。

哀愁のメロディをテクニック的に申し分ないツインギターが彩ります、派手目のギターソロも印象的だし全篇に渡りメタリックな世界観を演出。メロディアスなのに全然甘口にならないメタリックな切り口で魅了。
うわずり気味のハイトーンシンガーに評価も分かれそうですが、L.Aメタルならではの華やかさもちょっとだけ感じさせてくれるし、ルックスも問題ないしメジャー感もありました。
この路線は今作で終わっただけにICONを知る上では重要な作品ですね。
個人的には①②③④⑥⑦⑨⑩がオススメです。
マイク・ヴァーニーが絡んでいるだけにギタープレイも聴かせてくれますよ。




6. 火薬バカ一代 ★★★ (2015-04-29 00:01:58)

軽薄さを微塵も感じさぬ重厚な正統派HMサウンドが託された、LAメタル異端の名盤として、ARMORED SAINTやMALICEの諸作と共に雑誌等で取り上げられる機会の多い、ICONが'84年に発表したデビュー作。(そういやプロデューサーはマイク・ヴァーニーでしたっけね)
メタリックな光沢を放ちながら、ツインGとリズムとが分厚く押し出してくるOPナンバー①を聴けば、彼らのお手本がJUDAS PRIESTであることは疑いようがありませんが、その一方で、アイラインばっちり/カットTシャツざっくりなメンバーの派手派手なルックス、ギタリストのドヤ顔が目に浮かぶようなテクニカルなプレイ満載のリードG、あと「歌う」よりも「叫ぶ」といった感じの勢い重視なVo等は、バンドの出自が間違いなくLAメタルにあることも物語っていています。
正直、音程に無頓着に喚くVoには聴き疲れを覚えなくもないのですが、楽曲はそれを補って余りあるカッコ良さ。中でもフラッシーなツインGを活かした疾走ナンバー⑥から、“美しき聖像破壊者たち”なる邦題の付けられた神秘的なインスト曲⑦を経て、本編屈指の出来栄えを誇る劇的且つ重厚な⑧へと雪崩れ込んでいく中盤以降の流れは、欧州風味の正統派HMにLAメタル流のメイクを施したICONサウンドの真骨頂。
本作に冠せられた大仰な邦題『聖なる咆哮』は伊達じゃねぇ!と思わせてくれる名盤です。




7. MK-OVERDRIVE ★★★ (2018-03-31 20:00:00)

裏ジャケのメンバーショットは典型的なLAメタルのルックス、なのに楽曲・音像は欧州マイナーメタルの流れを汲むマイナー基調の哀愁メロディ。最初から明らかに他のLAメタルバンドとは一線を画す奴らだ。
それでもこの1stはまだ正統アメリカンメタルの面影が色濃く残る。ミディアム~スローの硬派なHMが多くVo.の荒削りな面も目立つ中で、中心人物のG.・D.WEXLERがメロディセンスを発揮しておりクオリティは高い。おまけにプロデュースがMIKE VARNEYだから少なくとも悪い訳がなかろう。
アメリカン好きは本作と4th、UK/北欧好きは次作2ndと聴き分けるのが、奴らを正当に評価する方法かも知れない。それにしても不思議なジャケ絵だなぁ、咆哮だってことはわかるけど。



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