BLACKMORE'S NIGHT初のライブ盤。 選曲は既発のスタジオアルバム3枚から選ばれているが、やや「FIRES AT MIDONIGHT」からの選曲が少ないような(2曲)気がするが、その他にDEEP PURPLEから「SOLDIER OF FORTUNE」RAINBOWから「16TH CENTURY GREENSLEEVES」がセルフカヴァーされている。 各曲スタジオ版をやや、または大幅にアレンジした形で収録されていて、どのアレンジも素晴らしい。中でも「PAST TIME WITH GOOD COMPANY」ではサイモン&ガーファンクルのような美しいコーラスを聴くことができる。 リッチーのギターは言うに及ばずしっかりしているし、キャンディスは歌唱のみならずMCもかなりサマになっている。観客のかけ声に対して冗談を言うなど、とても楽しそうにやっている。 BLACKMORE'S NIGHTファンのみならず、シンフォニック・メタルが好きな人あたりにも聴いてもらいたい一枚。
意外にもといったら失礼かもしれませんが、キャンディス嬢、成長してますね~。なかなか頼もしい。 リッチーは殆どアコギに終始し,エレキは"16th Century Greensleeves"と"Writing On The Wall"2曲のみ。 どちらにしてもあまり長々とソロを弾きまくるわけではないので、 DPやRAINBOW時代のような派手なプレイは期待しないほうがいいかと。 それと、ヴァイオリンがけっこう随所でフィーチュアされてて美しいです。 あくまでもBLACKMORE'S NIGHTの音楽で,落ち着いた雰囲気を存分に楽しめる良質なライヴアルバムです。