1994年5月24日、Deathlike Silenceよりリリースされた1st Album。
1991年にはまた、Necrobutcherがバンドを脱退し、ベースとボーカルが空席となってしまう。『De Mysteriis Dom Sathanas』のレコーディングに入っても正式メンバーは定まらず、バンドはセッション・メンバーとして、ボーカルに当時Tormentorのメンバーでもあったハンガリー人のAttila Csiharを、ベースにBurzumのCount Grishnackhを加えて録音を行う。
そして1993年、1stアルバムのレコーディングに携わったBurzumのCount GrishnackhによりEuronymousが殺害されるという事件が起こる(両者間の個人的な金銭トラブルに加え、飽くまでブラックメタルはアンダーグラウンドであるべきと徹底するEuronymous、それに反して大手音楽レーベルとの契約締結を果たしたCount、双方の齟齬から次第に発生していった不仲が主な原因とされる)。これによりバンドは活動を一時停滞するが、初のフルアルバムとなる『De Mysteriis Dom Sathanas』は1994年、亡きEuronymous自身が立ち上げたカルトレーベル『Deathlike Silence Productions』から無事発売された。このアルバムはブラックメタル史に名を刻む大傑作として知られており、多くのブラックメタルバンドに多大な影響を与えている。
Credits
Attila Csihar – vocals
Euronymous (Øystein Aarseth) – guitars, lyrics
Blackthorn (Snorre Ruch) – rhythm guitar
Count Grishnackh (Varg Vikernes) – bass guitar
Hellhammer (Jan Axel Blomberg) – drums
Dead (Per Yngve Ohlin) – lyrics
Recorded 1992–1993 at the Grieg Hall in Bergen, Norway
1. KILLERQUEEN ★★ (2002-11-24 15:57:00)
3. ローランDEATH ★★ (2003-03-08 20:55:00)
ブラック・メタルを聴くものは、全員必聴!!これを聴かずしてブラック・メタルを語ることはできないでしょう。EURONYMUS、そしてHELLHAMMER、最高!!
5. 夢想家・I ★★ (2003-08-05 22:47:00)
初めて聴いた当初は「こんなの人間に作れるワケが無い!絶対に悪魔が作ったのに違いない・・・」と本気で思ってました。
8. カズチン ★★ (2003-10-04 23:22:00)
醸し出す邪悪さはやはりこれがNO.1です。
怪しげなリフに呪詛の如きアッティラのヴォーカル、ホント怖いよ...
9. Usher-to-the-ETHER ★★ (2003-12-08 21:52:00)
曲の方はメロディックさは殆ど感じられないですが、不気味でかっこいいリフと呪詛のようなボーカル(個人的には⑧の普通声が狂ってる人みたいで一番怖かったです…)、そして無茶苦茶疾走感の有るドラムと初心者の私でも大満足!!な内容になっています。この病みっぷりは全国の暗黒音楽ファンのみなさん全てにお勧め出来ると思います。
ちなみに初心者な私はどうしても音質がとても気になってしまうのですが、このCDでは全く問題ないです。ベースの音までちゃんと聴き取れます。まぁ欲を言えばスネアの音がもっとバキバキいってて欲しいことと曲の終わりが「ぶちっ」って感じで切れる(これは演出だと思いますけど)のがちょっと嫌な所くらいです。
ちなみに歌詞カードは新品で買ったけど最初から無いみたいなので、インターネットで海外のサイトを探しましょう。割とすぐに見つかると思うので、その不気味な歌詞世界も同時に味わいましょう。
13. GOD ★★★ (2004-06-12 10:27:00)
この異様な邪悪さがたまらないです。超癖になりそう。
アッティラ氏の呪詛ヴォイスが素敵過ぎです。ヘルハマーのブラストも高速ドラム好きの私にはたまらないです。
16. Selene ★★ (2004-12-07 00:28:00)
ついに神盤であるこのアルバムに手を出してしまいました。
そこら辺のおどろおどろしたB級ホラー映画を観るより、このアルバム1枚聴いてた方が数十倍怖い。
ここまで病んでる音がこの世にあったとは・・・恐ろしい。
威厳に満ちたブラック・メタル。格が違います。
17. しゅんぺ~ ★★ (2004-12-18 22:27:00)
ユーロニモスが弾く意外にメロディックでかっこいいリフやソロ、ヘルハマーが叩き出す激速ブラストビートなど、思ったより聴きやすいです。また、アルバム全編を通してブラックメタルの開祖としての威厳が満ち溢れているように思います。そして、やはり特筆すべきはアッティラの呪詛ボイスでしょうか。これはかなり怖いです。特に、↑の皆さんも仰るように、ラスト曲のノーマルオペラボイスは怖すぎ(笑)
現在ではCRADLE OF FILTHやDIMMU BORGIRなど、聴きやすいタイプのブラックメタルが流行っていますが、本来ブラックメタルっていうのはこういう音楽のことを言うんだな、と改めて実感しました。