俺もこれが3枚の中の最高だと思う。 リッチーを知らない人や HM/HR を聴かない人をも感動させる魅力がある。 ほぼ全曲好きで、特に好きな曲を挙げるのも苦労する。さすがリッチー。 このアルバムならではことに注目すると、 タイトルトラックはなんとイェンス・ヨハンソンが参加して、素敵なKeyソロを弾いています。 Wind in the Willowsでは、BN唯一の男性リードVo.が聴けます。コーラスが素敵な曲。 初めてキャンディスが作曲までしたという Now and Then は泣けますよ。 そして、Raibowのカヴァー Selfportrait もアレンジが凄く良いです。
キャンディスとリッチーのヨーロッパ・ウルルン音楽紀行!!!。 僕がBLACKMORE'S NIGHTを初めて聴いたのはこのアルバムからでした。 その古きはRENAISSANCEにも通じる音楽性は正にツボでした。メタル耳にはとても新鮮に聞こえるサウンドです。また、ドヴォルザークやブラームスの舞曲集が以前から好きだったので、これは全く違和感なく聞くことが出来ました。そして個人的にRAINBOWには特に思い入れがないのでリッチーがこうして新しい音楽を追求しても全く問題はありませんでした、と言いますか、御大にはこのバンドをず~っと続けて欲しいと思っています。 曲に関しては全曲素晴らしいと思いますが、個人的にはタイトル曲と「Wind In The Willows」、「Spanish Nights」、「Now And Then」がお気に入りです。特に「Now And Then」は元ネタがバッハとはいえ、キャンディスが一人で作曲したことに驚きました。この人はこんなに素晴らしい曲が書けるのか!?と、ちょっと嬉しくなったものです。 ちなみに「Durch Den Wald Zum Bach Haus」はライヴ・バージョンの方がカッコいいと思います。より軽快で一緒に手拍子を叩きたくなるほど楽しい曲になります。 ちなみにキャンディスとリッチーが演奏して歩くジャケットの舞台となっている場所は、実在するドイツのローデンブルグという町の一角で、この町の観光の目玉である場所です。ローデンブルグは「中世の宝石」と呼ばれ、ドイツ・ロマンティック街道のハイライトで、町は城壁に囲まれ、一歩足を踏み入れれば、時の壁を越えたような錯覚に陥るという中世のおとぎの世界のような町、だそうです。←『地球の歩き方 2001~2002版 ヨーロッパ』参照です(笑)。 僕は一度ドイツを旅行したことがあるのですが、このローデンブルグはちょっと遠くて行けませんでした(主に北の方を回っていたもので・・・)。あ~、一度いってみたいなぁ~。ローデンブルグからロマンティック街道を登り、ノイシュヴァンシュタイン城を仰ぎ見て、そしてアルプスの雄大な景色に絶句・・・。最高だな~。金が貯まったら仕事辞めてでも行ってみたい。 その時は絶対このアルバムを聞きながら行くぞ!!!。