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BLESSED ARE THE SICK (1991年)
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BLESSED ARE THE SICK
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解説 - BLESSED ARE THE SICK

1991年5月22日、Earache Records/Relativity Recordsよりリリースされた2ndアルバム。
前作のような高速リフを含むものの、音楽は全体的により遅くなり、バンドの音楽性の別の側面が浮かび上がった。
Trey AzagthothはこのアルバムをWolfgang Amadeus Mozartに捧げたという。
"Thy Kingdom Come"、"Unholy Blasphemies"、"Abominations"、"The Ancient Ones"はデモ音源『Abominations of Desolation』収録曲の再録である。


Recorded:January-February 1991 at Morrisound Recording, Tampa, Florida
Producer:Morbid Angel
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2002-09-11 23:31:00)

彼らが言うところの2ndアルバム。1991年作。まず、いかにもデスメタルらしいジャケットに惹かれ、その中身に驚愕し、震撼し、ひれ伏しました。ドラムが連打して音の壁を作って聴く者を威圧するとでも表現しようか。「マシンガンのような」という表現がピッタリです。
また、凄まじいのはピート・サンドヴァルのドラムだけでなく、トレイ・アザトースのギターに、デヴィット・ヴィンセントのデス・ヴォイス。聞き所は沢山あります!!
彼らの作品群の中で、特にこれは「魔物の病的な恐ろしさ」を感じさせてくれます。普通の人は絶えられません。




2. KILLERQUEEN ★★ (2003-08-19 21:00:00)

怪奇な曲が素晴らしい。
トレイのギターソロもなかなかかっこいいんです。特に2曲目の。鳥肌もん。




3. Kamiko ★★ (2003-09-15 12:49:00)

あまりに悪魔的である。
演奏はタイトで、静かなるブラックとでも言おうか、無駄なうるささが全くナイ。
ブラストビートは音圧で圧倒するというより、むしろ禁忌に触れたような感覚に陥る。
静寂の中にある激しさ、異質さ、悪魔崇拝の儀式をしているような気分になれるッス。
ボクはコレを聴いて、ナニモノかに憑依され近所をフラフラと歩きまわり挙動不審者となって現在に至るッス(笑)。




4. GEORGE ★★ (2003-12-21 10:33:00)

昔、スラッシュからデスに足を突っ込んで間もない頃に聴いたアルバム。
当時は、確かにドラムは速いけど曲としての疾走感に欠けるしいまいち激しくないなあ、なんて思ってました。
しかし彼らの真の魅力はそんなとこにはないとに気づいたとき評価が180度かわりましたね。
邪悪な美的感覚に酔える「鑑賞に堪えうるデスメタル」です。
冒頭のノイズ音、途中で何曲か挿入されているアコギやピアノのインストなどがさらに雰囲気を盛り立てている。
この時期にしてアルバム全体通しての完成度には驚かされるよ、きっと。




5. アゴ 勇 ★★ (2004-02-13 22:11:00)

2nd。
このバンドは音に対する執着心が凄い。十分聴き手にも伝わってくる。
細かい技や早弾きを披露するギターは細部にまで神経を巡らせ、
ピート・コマンド・サンドヴァルのブラストにしても、単に速いだけの粗さがなく、修得後の整合感みたいなものがある。
名作です。




6. カズチン ★★ (2004-12-20 23:47:00)

2ndにして後の彼らに見られる病的な雰囲気が醸し出されていて、改めて彼らのセンスに脱帽。
このアルバムからデイヴィッドの理想とも言うべき咆哮デスヴォイスが披露され、トレイのギターもヤバくなり更に邪悪の化身への進化が進んだように思えます。
FALL FROM GRACEのスローパートから一気にブラストで疾走しだすパートのリフが、個人的に最高のデスメタルのリフです。




7. noiseism ★★ (2005-04-03 15:25:00)

僕は彼らの作品ではこの2ndが一番好き。
不気味で粗悪で病的。デスメタルの基本的なポイントを的確についていながら個性もふんだんに表れてる作品だと思います。




8. N男 ★★★ (2005-07-01 19:21:00)

1991年発表の2nd Album。邦題『病魔を崇めよ』
前作がスラッシュメタルの延長線上に位置するデスメタルの初期型スタイルなのに対し、こちらは荘厳かつドロドロしたタイプ。
スピードこそあるが、遅い曲はとことんヘヴィにドロドロしており、題の通りの病的なサウンドが堪能できる。
トレイのギターがかなり病的な音になっているし、前作の様な分かりやすさもないので、非アメリカ国民には好き嫌い別れやすいだろうな。
でも、聴けば聴くほど味が出る作品だと思う、スルメ度ならモビエンの中でも一番だと思う。(逆にHとIは何回聴いても印象は悪いな・・・)
アルバムにインストが出始めたのもこのアルバムからなのだが、異常なまでにメロディアス系だったり。
オススメは②、③、⑥、⑦です。

こちらも日本版は既に廃盤となっており、24-bit remaster版が出ており、「Blessed Are The Sick」のプロモが見れる。

90点。




9. イヌスケ ★★ (2005-09-25 13:35:00)

USデスメタル界の"神"的存在、MORBID ANGELの2nd(自主制作盤を含めると3rd)。
"unholy blasphemies""abominations""the ancient ones"といったマイク・ブラウニング在籍時の初期の曲を再演してますが、内容は前作と甲乙付け難い傑作。
トレイ・アザトースとリチャード・ブルーネルの効果的な二本のギター、デイヴィッド・ヴィンセントの説得力あるヴォーカル、そしてピート・サンドヴァルの超人ドラムによって生み出された奇跡のアルバム。
はっきり言ってトレイ・アザトースは天才です。
ロリコンだけど天才です。
ロリコンと言ってもヤヴァいロリコンではなく、割と健全的なロリコンです(どんなんだよ)。




10. hiromushi ★★ (2006-09-01 22:31:00)

ちょっと最近ウルサイ音楽がダメなのですが、この作品はずっと聴けそうです。
ギターもドラムも凝った演奏ですが、暑苦しくなくとってもクール。
疾走パートも無駄がなく、聴いていて気持ちいい。
極めつけにこの無駄に生気を感じさせないデンジャラスなヴォーカルが非常に好み。
デスメタルの教科書とはよく言ったものですね~、う~ん素晴らしい。



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