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K2 (TALES OF TRIUMPH & TRAGEDY) (2004年)
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K2 (TALES OF TRIUMPH & TRAGEDY)
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解説 - K2 (TALES OF TRIUMPH & TRAGEDY)
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Bear ★★ (2004-05-26 12:15:00)

「腕の達者なピアノ弾き」ドン・エイリーの(2004.05現在)唯一のリーディング・アルバム。
「暗い夏」「嵐の夏」と語り継がれる1986年のK2登頂途上での遭難事故が題材。
ブルージーなピアノソロからシンフォニックなエッセンス満点のインストナンバー。
さらに胸打たれるバラードまでと、幅広い曲調が綾織の如く紡がれていきます。
中でも圧巻はアルバムの終盤、人見元基をフィーチャーした「ホワイトアウト」
とにかく参加メンバーが豪華。タイコ持ちは、もはや故人となったコージー・パウエル。
壮大な抒情詩たるこのアルバムに、もはやジャンル分けは必要ないのかもしれません。
追記:中古探さなくともここ覗けばリマスター盤買えます→ http://www.donairey.jp/



2. oke ★★ (2006-02-11 21:00:00)

人見元基歌が聴けるからね。



3. 火薬バカ一代 ★★ (2016-02-17 22:58:50)

'86年にカラコルム山脈の最高峰「K2」で発生し、13名もの死者を出す惨事となった大量遭難事故「ブラックサマー」。その渦中に巻き込まれた女性登山家達の悲劇をコンセプトに綴る、ベテランKey奏者ドン・エイリー、渾身のコンチェルト・アルバム('88年発表)。ちなみに同時期に似たようなタイトルの映画(『K2/愛と友情のザイル』)が封切られており、こちとら本作はそのサントラ盤と勘違い。必死こいてショップの映画コーナーを探し回った…という無駄な労力を費やしたことでも記憶に残る1枚です。
ゲイリー・ムーアにコージー・パウエルにメル・ギャレーetc…と、ドンの人脈を活かした豪華なゲスト・ミュージシャンの顔触れも話題になりましたが、まさしく映画の劇伴の如く、シリアスな心情/情景描写に重きを置いた壮大なサウンドが紡がれる本編に、HR/HM的スリルやエキサイトメントは薄め。それでもゲイリーの泣きのGの真骨頂が冴え渡る⑤、エモーショナルなバラード⑫等は涙なくして聴けない逸品ですし、各楽曲を彩る、思わず聴き惚れるKeyプレイや美しいメロディのクオリティも流石の職人芸。
あと何より忘れちゃならないのが人見元基先生の参戦ですよ。個人的に本作一番の購入動機は、このVOW WOWフロントマンの存在にあったといっても過言ではないぐらいで(2番目はコージー。ただ作品の性格上見せ場が少ない)、期待に違わぬ豪唱を作中唯一のHRナンバー⑬で炸裂させてくれています。人見とコージーの夢の競演(俺の中で)が実現した、この名曲目当てでも購入する価値があるのではないでしょうか。



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