'90年発表の4thアルバム。日本でも結構話題になりましたね。初来日公演もありましたし。 従来の思わず口ずさんでしまう印象的なメロディー作りはそのままに、ギターサウンドを前面に出した骨太なサウンドになってます。 キーボード兼任の呪縛から解き放たれたかのようなA.ヴィクストロームのギターが実に爽快(特に⑥⑩)。 1stからのリメイク⑧(Get You On The Run)も素晴らしいアレンジで原曲よりも数倍メロディが際立ってます。 確かにこの骨太サウンドになると、R.アーンルンドのVoではややパワー不足を感じなくも無いけど、彼独特の“北欧ヴォイス"(良くも悪くも儚い感じ?)はTREATのトレードマークだったと思いますし、私は大好きでした。 たからこそ次作でのVo交代と音楽性の変化は大いに疑問符でした。
最高のアルバムですね。 ジャケットのイラストも80年後半~90年前半HM/HRらしくてかっこいいです。まるでキャデラックのマークみたいですが、それよりもかっこいいです。 生涯絶対に手放す事はないCDです。個人的には2曲目以外は全て◎です。 ボーカルが弱いなんて言われてますが、僕にはちょうど良いです。X-○PANの○○よりは全然ましです。 当時、MTVでREADY FOR THE TAKINGのVRがよく流れてました。大きなコンボイの上で歌ってるやつです。 誰かあのVR持っている人いないかな~。
私もこのアルバム大好きです。全て,良い曲ですよね。80年代のアメリカのHR/HMの格好良いところを 凝縮して一つにまとめたような好盤です。ラーズ・ウィリッヒみたいにアメリカに渡ってから,アメリカ のバンドとしてデビューすれば,大ヒットしただろうに。Amazon.co.jpで検索すると,このCDは新古品 が12000円の値段で出品されていますね。う~ん,テープしか持っていないので,欲しいけど.....。 wiさん,ご存知かもしれませんが,YouTubeで"READY FOR THE TAKING"のPV見ることができますよ。 おおきなコンボイで歌っています。"Get You On The Run"もありますね。"READY FOR THE TAKING" で検索すると上位に表示されますよ。お楽しみ下さい。
「世界中のどこよりも日本で一番で売れた作品。また、このアルバム・リリースに伴って行われた来日公演は、バンド史上最大のハイライトだった」とメンバーが述懐する、'90年発表の4thアルバム。 デビュー当時は「ポストEUROPE」と言われたTREATですが、この頃になるとGUNS N' ROSESやBON JOVI辺りからの影響も取り込み、音楽性の拡散が一層顕在化。 それはいかにも90年代の作品らしく、よりハードなGを前面に押し出しつつ、時にスリージーだったりブルージーだったりする冒頭3曲に特に顕著に表れていて、初めてこの流れを耳にした時は少々引いてしまいましたよ。正直な話。 ただ、本編を聴き進めれば4曲目以降は従来のTREATらしさが回復。また、例え新味を盛り込んだ楽曲であっても、哀愁を湛えたロバート・アーンルンドの歌声とKeyを効果的に用いることで、メロディから北欧のバンドらしい透明感を失わない曲作りの巧さには、流石!と唸らされるものあり。 中でも憂いを帯びた疾走ナンバー“CONSPIRACY”、そして1st収録曲にしてTREAT屈指の名曲のリメイク“GET YOU ON THE RUN”はアルバムのハイライト級の存在感を発揮。当サイトにおいても高い人気を博しているのも納得です。 これで序盤の曲順にもうちょい気を払ってくれれば尚良かったのですが・・・。