93年に発表された彼女にとって7枚目のスタジオ盤。 80年代の初めから中期にかけて、全米で大ヒットを連発していた頃の溌剌としたポップな彼女ももちろん好きなんだけれども、シンディーローパーやマドンナに追いやられる形で主役から降りた後のしっとりとした落ち着きのあるヨーロピアンムードの曲を歌いこなす彼女も非常に魅力的だ。1、4、7、10、11と彼女のため息が聞こえてきそうなバラードは絶品である。特に10の「Mujer Contra Mujer」というスペイン語の曲が彼女のラテン系の曲との相性の良さを証明してくれている。僕のとっての癒し系NO1ヴォーカリストは彼女です。 ちなみにタイトルトラックはエリックマーチンのペンに寄るもので、その他マイケルボルトン等も曲提供してくれてます。