日本でブレイクして本国アメリカでも後から火がつく、というパターンではBON JOVIがあまりにも有名だが、彼らより一足早くそれを体現したバンドがこのNIGHT RANGER。 当時は元オジーオズボーンバンドのブラッド率いる新星バンドということで、かなり注目されていたし、その期待通りの素晴らしいデビュー作品に仕上がっている。代表曲の“Don't Tell Me You Love Me"が当時アイドルで大人気だったシブガキ隊の「ゾッコンLove」にパくられているんじゃないか、という疑惑も結果的にはこの作品を後押しするいい結果をもたらしたのは、ラッキーだったと思う。おかげでかなりバンド名は浸透したわけだから・・・ 同じ売れ方をしたBON JOVIの最新作のジャケットを見ていると、なんとなくこの作品のジャケットを思い出してしまうあたりは因果応報ってとこでしょうかね。
「MAN IN MOTION」の次はこの1st! ナイトレンジャーと言えば、2ndの「MIDNIGHT MADNESS」のイメージが強いかも知れないが、個人的にはこの「1st」の方が断然好き! このデビュー作の方が聴き終えての「満足感」もあるし、録音バランスもなかなかイイぞ! 「1st」という事で、アルバム全体のバランスや完成度はイマイチだが、こっちの方が「勢い」も感じるしカッコイイ曲が揃ってます。 1曲目の哀愁ドラマティック疾走ロックンロール「Din't Tell Me You Love Me」は圧巻! このデビュー曲のバランス、完成度は半端じゃありません。 超すばらしい! カッコ良すぎ!! 他には「Penny」「Young Girl In Love」「Sing Me Away」等も結構好きっス。 なかなかの粒揃いですよ! ロックしてますよ!
いまだに色褪せないオープニングの名曲『Don't Tell Me You Love Me』!。 当時、キーボードはハードロックを軟弱にする!っと次元の低~い考えをもって いたが、その考えもこの名曲で崩れ落ちたね。インパクト充分!表現豊かですね!。 また親しみやすいポップなメローに、ツインリード炸裂?!かっこいいね。 『Sing Me Away』、『Call My Name』、『Eddie's Comin' Out Tonight』、 『Can't Find Me A Thrill』が印象に残ってるな~。 期待していた2作目、3作目と裏切らなくて満足させられたバンドです。 『seven』から、もう何年?"TMG"もいいけど、新譜出して欲しい。
>曲別の書き込みが多いわりにアルバムへの書き込みが何故か極端に少ないですなぁ それは言えてますね(^^) 僕も、初期のアルバムではこのファーストが一番好きです。 このアルバムはもう名曲「Don't Tell Me You Love Me」につきますが、 他にもかっこいい曲がいっぱいあってなかなかの出来ばえだと思います。 「Sing Me Away」「Penny」等も大好きです。
いわゆる産業ロックの先駆け的アルバムですね。 メロディアスでキャッチーなのだがどことない哀愁感がいい。 必殺のツインリードも随所に聴ける。 個人的に1曲目以外超名曲が入っているわけではないが(全然悪くはない。粒揃いって感じ) キャッチーで聴きやすいし曲順的にもすんなり最後まで聴き通せる。 1曲目以外にもPenny, Young Girl In Love辺りがいいですね。 っていうかDin't Tell Me You Love Meだけでこのアルバムを聴く価値はある。 少なくとも自分はこの曲だけで買ってよかったと思いました。 80年代HR界の名盤!
日本先行で人気に火が点いたNIGHT RANGERのデビュー作。(邦題は『緊急指令N.R.』) オジー・オズボーンとの活動で一躍その名をシーンに知らしめた「アーミングの鬼」ことブラッド・ギルスと、オクトパス奏法を操るジェフ・ワトソンというタイプの異なる2人の若きギター・ヒーローを擁し、更に敏腕ソングライターとしても鳴らすBのジャック・ブレイズ&歌えるドラマー、ケリー・ケイギーによるHR/HMバンドには珍しいツインVo体制。かてて加えてアラン・フィッツジェラルドのキラキラと眩く煌めくKeyに飾り立てられた収録曲は、これ見よがしのテクニック発表会に陥ることなく、躍動感溢れる疾走ナンバーから美しいバラードまで、ハードなエッジとキャッチーなメロディが絶妙な融合を果たしています。キャラの立ったメンバーに優れた楽曲まで揃い、しかもそれが然るべき時期に然るべきプロモーションを受けたならば、そりゃあ人気が出ないわけがない、と。 特に、シブがき隊の“ZOKKON命”にイントロをパクられたことでも話題を呼んだ(?)アルバムOPナンバー“DON’T TELL ME YOU LOVE ME”(邦題“炎の彼方”)は、ツインGがスリリングに駆け抜けるNIGHT RANGER屈指の名曲の一つ。次作収録の“SISTER CHRISTIAN”ヒット以降は「バラード・バンド」なるレッテル貼りと、売れ線を強要してくるレコード会社からのプレッシャーに苦しめられた彼らなれど、この頃はそうした悩みとは一切無縁に、シングル・カットされた②(最高第50位)、愁いを帯びた⑤、緩急の効いたバンドのテーマ曲⑩といったハードにロックする楽曲をイキイキとプレイ。演る側も聴く側も思わず笑顔になってしまう、ポジティブなエネルギー渦巻く名盤です。
ただ自分がある日「ベストヒットUSA」を見ていた頃たまたまそのナイトレンジャーが出ておりましてこんな発言をしていた事をワレたちゃは覚えているが確かこの頃はおそらく映画「摩天楼はバラ色に」で使われたSecret Of My Successをリリースさせていたトコロなので時代的には1980年代後半になるかと思いますが、発言した相手はおそらくジェフワトソンかブラッドギルスかもしれない····つまり発言の内容はこんなモノ「俺たちのバンドはジャーニーやボン・ジョヴィと常によく比較されている。ただそんな中で俺たちはどんな位置付けにいる存在として思われているかというと····ジャーニーよりはハードなサウンドをしているが、その反面ボン・ジョヴィよりは格段にポップ寄りとなっている」つまりコレは自分でも世間的に思われ捉えられている現状やら実態やらを十分に承知しているモンではなかろうか!!したがって言わせれば「自分が今置かれている立場というモノを認めている」なんじゃよ!!これにはワレたちゃもエラく感心したな。では、また