超絶ヴォーカリスト・スティーブ・グリメット率いるバンドの83年発表の1stアルバム。 「SEE YOU IN HELL」が有名ですが、全8曲、どれも同じような曲です。わたしなんかは1曲目の「DEAD ON ARRIVAL」の方が好きかも。 音質は悪いし曲にバリエーションもありませんが、それでも本作は輝かしいNWOBHMの名盤であるのです。 それはスティーヴ・グリメットの歌唱を聴いてもらえばすぐに納得してもらえるでしょう。ホントにこの人はとんでもない。どんなに平凡な曲でもスティーヴが歌うと輝きを増すのです。ハルフォード、リッパーなどのハイトーン系が好きな人は一撃で殺られること間違いなし。 ギターもネタが少ないものの、結構カッコイイです。 NWOBHMの名盤、必聴!!
GRIM REAPERの何が好きかって、シンプルでキャッチーな楽曲を無駄なく並べていて、 それでいて決して変にポップな要素など存在せず、ピュアなHMを貫いている点です。 今作でも、唯一のバラードナンバー⑦"The Show Must Go On"以外は、 どれもテンポの良い、リフオリエンテッドな楽曲でまとめられています。 ロックスピリットに溢れた正統派HMを愛する人は是非とも聴いてほしい1作です。