ほ~ら、やっちゃった。イングウェイばりにメンバーを一新してのセカンド。イングウェイさえいれば基本的な路線は変化しないのと同じく、このバンドはリチャード・アンダーソンさえいれば普遍なのだ!逆に考えるとハイレベルなネオクラ曲を様々なVoやGで楽しめるプロジェクト(失笑)ってことで…。事実、楽曲の質はまるで落ちてないし、そのパクリ具合もまるで後退する気配無し!けなしてるんではなくて、個人的にはフレーズの拝借等には寛大なので、良いものは良いとして非常に楽しめます。さすがに①“Entering The Arena"のあまりに露骨な“Rising Force"ぶりはちょっと閉口しますが。 新Voも上手いけど、前任のヨナス・ブルームのハスキー声は好きだったので(というかこのバンドの個性の一つだったのに…)、ちょっと残念。まあ脱退組みのREPTILIANがいるからいいか。
所謂メロスピ好みの方にとっては名曲の多いバンドだと思うのですが、書き込み少ないですねぇ。 TIME REQUIEMでの長編展開主義も好きですが、MAJESTICでのコンパクトな仕上がりも捨てがたいので、このスタイルをやめてしまったのは勿体無い気がします。インギーのパクリとよく言われますが、インギーと違って終始アメリカンにならないで済んでいるので、ネオクラな曲の純粋培養が聴けるという特色は重要ではないでしょうか。それ以外にも、こうしたメロディをKeyの音でお腹一杯聴けるバンドは(私の知る限り)他に無いので、その意味でも好みです。 vo.が同じ、歌詞などの雰囲気も同じ(つまりリチャードの独裁が確立した作品)なので、TIME REQUIEMのファンの方は是非。……何か違う?