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FIFTH ANGEL (1986年)
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FIFTH ANGEL
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解説 - FIFTH ANGEL
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. かわち ★★ (2002-02-28 14:55:00)

1986年発表のアルバム。
かのマイク・ヴァーニーの目にとまったギタリスト、ジェイムズ・バードが中心となった叙情派HRバンドの1STアルバムです。当時、マイク・ヴァーニーといえば“早弾きG"の発掘で有名だったが、そのアルバムとなると「出来、不出来」の差が激しく、必ずしも“何でも大歓迎!"といったムードは私の中では無かった。そんな中で、このFIFTH ANGELがアルバムを発表し、確かB!誌の評価も良かったので、輸入レコード店へ買いに行った思い出がある。
確かにG中心のバンドだが、バンドとしてのまとまりがあるし、何と言っても曲が良い。正に叙情派HR。トータル40分にも満たないアルバムだが、70分を超えるつまらないアルバムを無理して聴くよりも、何百倍も価値がある。Voのマイナー臭さは否めないが、それがアルバムにマイナスとなっているとは思えない。これも80年代の素晴らしいアルバムの1つであると断言できる。
ただ、現在発売されているCDのジャケットが発売当時のものとは異なっていて、それだけが惜しまれる。前のジャケット、結構好きだったのにな~。




2. たくみ ★★ (2003-01-24 12:25:00)

>前のジャケット、結構好きだったのにな~。
赤茶のジャケットにデカイ馬顔の鳥でしたかな?



3. 定ちゃん ★★ (2003-09-14 08:58:00)

かわちさんのおっしゃるように、38分の間にハードロックの魅力が凝縮されたアルバムで、捨て曲なんてありません。
ヴォーカルがB級臭いものの、叙情豊かな楽曲の出来は文句なく、そしてギターのジェイムズ・バードのギターワークは見事で、リフ・ソロのフレージング、どれをとっても一流で泣きメロの組み立て方が素晴らしい。




4. KUZU ★★ (2004-01-09 23:07:00)

たしかここのDsは、定評あるケン・メリー氏だった気がします。ジェイムズ・バード氏はじめ、テクには自身のある人がそろっていたんですかね。
ミドルテンポの曲とアップテンポの曲が交互に出てきます。ツインリードはべつにテクをひけらかすのではなくて、曲全体のメロディーを引き立てようとしてるように見えます。US産にして、欧州正統派の感触がたまりません。
もうちょっとで大好きなのに、という曲が一杯詰まってます。発売当時は、ポテンシャルはあったように思います。歌詞がちょっと平易すぎるのかな、と言う気はしました。いまいち曲の中に入りきれない気がしたものです。次作は曲と一緒に練りこんで欲しい、そう願ったアルバムでした。




5. せーら ★★ (2004-10-28 21:04:00)

86年発表の1stアルバム。正統派メタルの鑑!
カッコイイジャケットアート(差し替え後)と、自信満々な帯叩き文句に惹かれて、2ndと一緒に買いました。
正統派HR/HMはやっぱり最高、と思わせてくれる1枚です。どの曲を取ってもカッコイイ!中でも「CALL OUT THE WARNING」は素晴らしいの一言!!
ギターのセンスの良さが光ってます。
どうやら現在廃盤のようですが、正統派支持者には是非とも体験してほしい作品ですねー。
今丁度聴いてたんですが、普段聴こえてこないハズのピアノの音色が聴こえてきたもんだからビックリ仰天。・・・何のことはない、もう一つのCDプレーヤーが、タイマー再生でビル・エヴァンス流してるだけでした。しょーもな!




6. Maiky ★★ (2006-07-12 00:08:00)

やはりジェイムス・バードのギターが秀逸だったこのバンド、
ギターが交代した2ndも頑張っているけどはやりこのアルバムがイチバン
オーソドックスなHR好きはまだ輸入盤店で見かけるから是非聴いてみて欲しいね。
ジェイムス・バードはこの後アトランティス・ライジングを結成してアルバム1枚?
残してますが、北欧的な透明感のある叙情的な様式美の名盤です。こっちのほうが
見つけるのが難しいかも…



7. hellanbach ★★ (2008-10-06 22:01:00)

今更ながら・・・・。
捨て曲無しとはこの事ですね。
特に序盤は聴き手をグッと引き込む魅力あるいい曲揃い。
心地よい疾走感とすんなり耳に入り、印象に残るリフとメロディ・・・。
正統派ヘヴィ・メタルの見本の様な傑作です。



8. 火薬バカ一代 ★★ (2008-10-12 23:32:00)

ATLANTIS RISINGのジェイムズ・バード(G)や、HOUSE OF LORDSのケン・メアリー(Ds)が嘗て在籍していた事で知られる、
米ワシントン州はベルビュー出身の5人組HRバンド(と言ってもBは幽霊メンバー)FIFTH ANGELが、'86年に発表した1stアルバム。
本作は、当初、マイク・ヴァーニーが主宰するSHRAPNEL RECORDSからリリースされたものの、日本を含む世界中の
HR/HMファンの間での、このアルバムの評判の良さに目をつけた米メジャーEPIC RECORDSが契約を申し出て、
'88年にアートワークを差し替え(このジャケットが美麗で非常に秀逸な出来)、リマスターを施してリリースし直された・・・
というエピソードを持っているだけあって、実際、その完成度の高さには目(と耳)を瞠るものがある。
哀愁とフックに富んだメロディを、確かな力量で歌い上げるテッド・パイロットのVo、エモーショナルに歌う
ジェイムズ・バードのメロディアスなGプレイ、そして、とてもアメリカのバンドとは思えぬ、欧州HR然とした湿り気を
たっぷりと帯びた曲調を更に盛り上げる、叙情的且つドラマティックなツイン・リードGを大フィーチュアした楽曲は、
全9曲収録で捨て曲は1つもなし。ライナー・ノーツではオランダのHELLOISEなんかと比較されているけど、
ヨーロピアンな風情を漂わせつつも、決して暗く/重くなり過ぎず、どこか爽やかさを感じさせる作風は確かに共通点が多い。
特に、この1曲のためだけに本作を購入しても損はない!と断言したくなるナンバーが連続する、アルバム前半の隙のない構成は見事で、
取り分け、舞うようなツインGと、心地良く疾走する哀愁のメロディが、どこかRIOTの代表曲“WARRIOR"を彷彿とさせる③は、
FIFITH ANGELというバンドの魅力の粋を結集したかのような名曲。(勿論、スピーディな⑥から劇的な⑨へと至るB面パートも充実)
ここ日本では、UFOの名曲“LIGHTS OUT"のカヴァーを収録し、国内デビュー作となった2nd『TIME WILL TELL』の方が
人気が上のようだが(実際、甲乙付け難いクオリティ)、個人的には、FIFTH ANGELの入門編には、まずこの1stをお薦めしたい次第。




9. 失恋船長 ★★ (2008-10-14 01:21:00)

欧州産の香りが漂う米国産叙情派HM/HRバンドの1st
マイナー臭さを垢抜けないと感じる趣きもあるでしょうが
様式美的なアプローチとるメロディアスなギタープレイが耳を惹きますね
またハイトーンで逃げる事のない憂いを帯びた歌声も好感がもてる
正統派のHM/HRファンなら男泣きのフレーズの数々に胸打たれるでしょう




10. らくす ★★ (2008-11-17 17:02:00)

アメリカ東海岸を代表するHMバンドのひとつ、と私は考えております。確かにジェイムス・バードのギターは秀逸ですが、どちらかと言うと、ツインギターによる正当派サウンドがこのバンドの魅力だと思います。派手さは無いですが、HMの魅力を知るにはうってつけですよね。もちろん日本デビュー作である2nd.も好きですが、1st.は疾走感のたまらない曲があるので、バランスとしてはこちらがお薦めです。1曲目のFALL OUTと、ダークでスローなTHE WINGS OF DESTINY、やはり疾走感があって適度にヘヴィなWE RULEなんか、好きです。



11. ダイアスパー ★★★ (2011-02-09 01:27:45)

僕はともかく正統派メタルが好きなのでこの1stには圧倒されました。アメリカのバンドとは思えない哀愁の旋律。シュラプネルとは言え、ギターは弾きすぎず、要所でキメてくれます。

ヴォーカルもクセがなく、素直に上手いと言えるタイプで、適度な疾走感が全編に満ちていて、全体を爽快に聞きとおすことができます。捨て曲なし。正統派メタルの「らしさ」を完全に貫き通した名盤だと思います。

2ndもメロディの完成度は高いですが、正統派ではなくメロハーになってしまったのは正直残念でした。




12. てかぷりお ★★★ (2014-11-19 20:56:32)

アメリカン正統派メタルバンドFIFTH ANGEL 1986年発表の1stアルバム
アメリカのバンドらしからぬヨーロピアンな趣がおいしい作品です Voの何とも言えないマイナー感やGtの流麗なリードワークがそれを上手く演出しています
とくに3は必聴ですね このアルバムを象徴する名曲
正統派メタル好きにはぜひ押さえてほしい一枚です めちゃくちゃ完成度が高いってわけではないけれど、安心して楽しむことができると思います ジャケット(ペガサスみたいなやつの方)のカッコよさも相まって気にいった方は手元に置いておきたい作品になるかと

 




13. 聖なる守護神 ★★★ (2016-10-15 09:40:16)

まず、このバンドに関して言えばジェイムス・バードがいてこそのバンドなのだという事だ。なので次作も悪くはないし、好きではあるのだが、似た印象の楽曲が多く本作に於けるバラエティに富んだ作品にはなっていないというのが私の感想。
そして本作。①からあのDIOがスピード曲を演ったかのような展開はツカミとしてはいう事が無いし、一転ミッドテンポの②にしても続く名曲③との間にある事で一層そのへヴィさが際立っているのだと(そこが次作との大きな差だと)、またアーチャーとのg.プレイも良い出来だ。そして兎にも角にも本作の中にあって一際輝く様式美の名曲中の名曲③は説明は不要であろう(脱糞覚悟で聴くがイイ)。その後の楽曲も素晴らしいし言う事は無いのだが、一つ注文があるとすれば叙情的様式美のラスト⑨の構成だ...前半~中判にかけての展開はこれ以上ない様式美振りでシビれるのだが、ラストがあっけなく終わってしまう点だけ"もう少し..."との思いがある。6分ぐらいかけてラストも始まり同様アコースティックな終わり方にしてほしかったと思うのは私だけなのか?。
そして最後にジャケアートに関して...個人的には'86年アナログSHRAPNEL盤の"ヘタウマペガサスジャケ"はこの作品には相応しくないと常々思っていた。やはり'88年新装のEPIC盤こそ相応しいアートだと思っている...。そして国内初CD化となった'99年再発盤に関してはリイシューEPIC盤のモノを採用してはいるが、そのオリジナルEPIC盤(コレは結構レアだと思う)に比べると緑色味が強く少し輪郭がボヤケてしまっている"所謂複写!?"っぽい作りになってしまったのは少し残念だった("J.バードのコメント付き"に関してはポイント高かったが...)。




14. 名無し ★★★ (2017-05-18 12:38:01)

Fifth Angelと、カナダのSword。両者の正統派(欧州的な)様式美HR/HMは当時良く聞きました。
公式FB( @fifthangelofficial )見ると、2017年現在ツアーもやっている模様
ぜひ来日を!



15. MK-OVERDRIVE ★★ (2018-10-09 19:18:16)

ギタリストJAMES BYRDを擁する、米国はSEATTLE郊外BELLEVUE出身ながらNWOBHMの流れを汲む正統派HM/HRバンド・FIFTH ANGELが、86年にSHRAPNELからリリースしたセルフタイトルの1st。当初のジャケ絵が馬で再発盤のは兵士かな?
それらに象徴される通り全体を通して戦いや生死がテーマになっていてダークな印象を受ける点はMETALLICAと共通するが、こちらはスピードメタルではなくあくまでも70年代ブリティッシュHRを継承した正統派HRで、その筋の音が好きな人には垂涎の的だ。
なお、本作は88年にEPICから再発された際には全米チャート117位まで行ったらしいが、その程度では日本まで情報が伝わる筈がなく、日本盤CDのリリースは99年まで待たねばならなかった。好むと好まないに関わらず貴重盤として聴く価値は十分あるだろう。




16. kamiko! ★★★ (2020-05-11 11:19:13)

米国産様式美HM1986年産。
長らくTime to Tellが処女作だと勘違いしており、随分前に後追いで再発盤をゲットした作品。
2ndはボクがダークサイドサウンドに染まる直前に猛烈にハマった盤で、未だにコンテナ収納行きにならずマイルームに常備している。
そういうワケで愛着度は断然2ndなんですが、ゆったりと安定感で聴かせる2ndに比べ、密度の高い迫力あるホンモノ感はこちらが上だ。
米国産でありながら、北欧情緒を思わせるサウンドではボクの中では相当上位に入る。この作品で聴かせるギターは同路線ではナンバーワンの称号をあげてもいいくらい。
中音域にイマイチ透明感が足りないと感じるヴォーカルの声質で若干好みが分かれるかもしれないが、しっかりハイトーンも熱唱している。
全体を支配するしっとりとした湿り気と深みのある哀愁漂う感じは、非常に味わい深く懐かしさを感じる。



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