1988年7月、Earache Recordsよりリリースされた1stアルバム。(邦題:『腐乱屍臭』)
本作は、地元バーミンガムのRitch Bitch Studiosにおいて、僅か4日間でレコーディングされた。
Bill Steer曰く、スタジオのエンジニアはレコード(特にドラムのトラック)を“台無し”にしたという。
結局、Carcassがミキシングに使える時間はわずかしか残っておらず、レーベルの締め切りに間に合わせるためにLP盤でのリリースを余儀なくされた。
アルバムジャケットは、医学用雑誌などから抜粋された死体や解剖の写真のコラージュというグロテスクなものであるため、レコードを置かない店もあった。これは次作も同様である。
UKインディーズチャートにて6位を記録し、グラインドコアにおける先駆者としてのCarcassの地位が確立された。
またイギリスBBCラジオの人気番組「The Peel Session」に出演した。
Recorded:December 1987–March 1988 at Ritch Bitch Studios
Producer:Carcass, Paul Tabot