おそらく人生で最も聴いたライヴ盤。 サウンドのコンディションは人によってはベストとは言えない内容だろうし、演奏のコンディションも曲によっては相当に荒い(特にDisc 1の遅い曲の後の速い曲)が、そんなことは気にならないくらいに勢いが凄まじい。 全曲が原曲よりアップテンポで演奏されており、ライナーにあるようにピッキングの一つのごまかしもない。 SLAYERの本来の姿が生々しく収録されている。 ロンバードが言っているようにバスドラは後年に比べて明らかに不安定であるが、彼なくしてこのドライヴ感は成立しない。 傾向としてDisc.1に定番曲を固め、Disc.2にマニアックな曲が固められているが、明らかに後者の方が演奏のコンディションがいい。 「The Anti-Christ」「Die by the Sword」「Black Magic」「Chemical Warfare」は歴代でもベストテイクだと思う。 初期の曲ほど原曲とのギャップが激しいのでカッコよく聞こえる。 限定盤のみ収録の「At Dawn They Sleep」は外すべきじゃなかったと思う。
強烈!テンションたっけ~!!かっこいい!!! …はい、メチャクチャいいです、マジで。 スタジオ版よりも暴れてます。多少のミスなど関係なし!ライヴならではの荒々しさ!うむ、サイコウ! 特にDisc1の方は、最初から名曲連発でヤベェっす! そのDisc1だけでもお腹一杯になってしまうとこなんですが、Disc2もこれまた負けず劣らず最高なんでさぁ! ただ、『SEASONS IN THE ABYSS』リリース後のツアーだからか、 その5thからの曲が多すぎて(8曲),『HELL AWAITS』(1曲)や『SOUTH OF HEAVEN』(2曲)からが少ない~。