みなしごハッチを思い出させる素敵な衣装でおなじみのSTRYPER(笑) 衣装はともかく(時代がそうだったのでしょう)演っている音楽は大変素晴らしいのです。 地獄へ続く門の雰囲気をよく表した①"Abyss"からマイケル・スウィートのハイトーンが 炸裂する②"To Hell With The Devil"の流れは文句なくカッコいい! 美しいコーラスと哀愁度抜群のギターが聴ける③"Calling On You" オズ・フォックスのギターがカッコいい④"Free"透明感あふれる美しいバラード⑤"Honestly" アグレッシブな⑥"The Way"コーラスワークが素晴しい⑧"Holding On" ノリのいいシンプルな⑨"Rockin'The World" 今作のハイライトのバラードの⑩"All Of Me"から激しく美しい⑪"More Than A Man" マイケル・スウィートのクリーンなハイトーンヴォーカルとコーラス、透明感のあるサウンドから "美しい"という言葉が連想されるSTRYPERの音楽、未聴の人にはぜひ聴いて欲しい。 88点。
初めて聴いたSTRYPERのアルバムがこれでした。 ちなみに、ジャケットのほうはバンドのロゴが真ん中に印刷されているものや、 真っ黒な生地に赤文字で大きくタイトルが印刷されているもの、 翼を付けたメンバー(?)が描かれているダサい(失礼)イラスト風のジャケットなど、数種類あります。 僕の地元のゲオには、何故か発表当時CBSソニーから発売されていたイラスト版がありました。 最初は興味本位で聴いたのですが、タイトル曲を始めとする前半の流れの良さに驚いたのを覚えています。 STRYPERの個性とも言える分厚いコーラスに、マイケル・スウィートの抜けるようなハイトーンVo。 そして"Calling On You"を始めとする粒揃いの楽曲、と非常に安定した出来を誇る1枚。 本作と、次作「IN GOD WE TRUST」は是非とも聴いてほしいですね。
今聴いても、つくづく聞き惚れる、MichaelSweetのスイーツボイス。 そしてその美声をさらに引き立たせる、Queen,Extremeばりの分厚いコーラス。 惜しむらくは、ツインギターのどちらも、特徴のない単なるLAメタリックトーン であったこと。嫌味のないリフや、アドリブ排除できっちり練ったソロ展開自体 は文句ないだけに、もったいない。 しかしそんな事はどうでも良くなる、美しすぎるメロディ、どこまでも透き通る ハイトーン。そんな彼等の最高傑作はやはり「TO HELL WITH THE DEVIL」でしょ う。 「Calling On You」「Honesty」「Holding On」「All Of Me」この4曲を歌いき る事のできるHR/HMバンドなど、いない!