レインボーが第2のフォリナーを狙って作られた作品。 結局このアルバムがアメリカで一番良く売れた(30位)。 曲はBring On The NightやPowerのようなポップな作品と、Eyes Of Fireのような 様式的な曲まで入っていて隙の無いアルバムに仕上がっている。 この時期のコンサートの模様を収録したビデオが良く撮れているのでお勧め。
このアルバムは駄作と言われてますよね。確かに他のアルバムよりインパクトに欠けるかも。まあ、これで駄作って言われるんだから、レインボーは凄いなあってことですよね? 俺は1つ前の Difficult to Cure より好きだ。あれは、I Surrender, Spotlight Kid, Maybe Next Time, Difficult to Cure など、こうして挙げると名曲が多いのだが、アルバム全体のテンションがどうも低く、音も薄く、通して聴いた回数が少ない。それに比べ、本作はリッチー大先生のギターを聴くことに徹して楽しめる分、前作より聴く回数が多い。 Death Alley Driver, Bring on the Night, Miss Mistreated のギターソロの素晴らしさだけでも、価値のあるアルバムだ。さすが師匠! で、あまり言われないが、Tearin' out My Heart も凄く良い曲だと思う。
一部には評価が低いとの声もあるようだが次作「Bent Out Of Shape」同様なかなか完成度の高い作品であると思っている。 前作「Difficult To Cure」と並びポップ度の高いアルバムであるがポップであるからといって卑下する必要もないだろう。良いものは良いのだ。 レインボーのアルバム全体に言えることだが所謂捨て曲らしいものは見当たらず密度の高い作品に仕上がっている。 ポップとは言えないものの最後の曲「Eyes Of Fire」は劇的な展開で最も好きな曲の一つだ。
評価は低いですが、駄作じゃないですよ!!レインボーに駄作など存在しないのですから。 でもレインボーの中では一番下かな・・・。それでも良い曲多いっすよ。 「DEATH ALLEY DRIVER」「STONE COLD」「BRING ON THE NIGHT」「TEARIN' OUT MY HEART」「POWER」「MISS MISTREATED」「ROCK FEVER」「EYES OF FIRE」とほぼ全曲名曲ですよ!! 聴いたことない人は偏見を持たずに聴いてみて下さい!!
若い頃、ジャケットがあまりにカッコ良かったので、何も考えず買ったアルバム。ジョーのヴォーカルが冴え、リッチーのギターも響きわたった、個性豊かな曲ぞろいだ。前後作の「DIFFICULT TO CURE」「BENT OUT OF SHAPE」のまとまった感に比べ、本作は自由奔放に作られた感がある。RAINBOW史上最も好きなアルバム。「Stone Cold」なんて聴所満載だ。
なぜ駄作? 「フォリナーになりやがって」って批判も意味不明。STONE COLDは確かに「WAITING FOR A GIRL LIKE YOU」に似た雰囲気を醸し出してるけど、それ以外の曲のどこがフォリナー?「DEATH ALLEY DRIVER」みたいな曲をフォリナーがやる? 「TEARIN' OUT MY HEART」はライヴ・ヴァージョン(ライヴ・ビデオ「LIVE BETWEEN THE EYES」での)の方が圧倒的に好きだけど、それ以外は非のうちどころがありません。ボビー・ロンディネリも「顔がでかい」とか「遠近法を無視してる」とかいう批判にもめげず(?)貢献してるし。
これの何処が駄作だって? これを駄作だとほざく奴は頭がおかしい。 皆が揃いに揃って「駄作」だというから敬遠してたけど、今日初めて聞いて、「もっと早く聴けば良かった」と後悔してしまった。 責任取れ!(笑) とは言え、「RISING」と「BENT OUT OF SHAPE」が一番好きなことには代わりは無いんだが・・・。(Vo.はグラハム組長が一番好き)
1982年にリリースされた6thアルバム。全9曲で41分の作品。 巷の評判は良くないようですが、決して駄作なんかじゃありません。RAINBOWにハズレなし、ですよ。 パッとしない曲も無いわけではありませんが、リッチーのギターは前作よりも冴えているし、 ジョーのヴォーカルも甘ったるさが抜けて、カッコ良くなっていると思います。 ①"Death Alley Driver"のギター(&キーボード)ソロは最高ですし、 ②"Stone Cold"・⑤"Tearin' Out My Heart"・⑥"Power"・⑨"Eyes Of Fire"など、良曲だらけ。
リッチー・ブラックモア(G)の理想とする音楽を追求するべく、これまで妥協なきメンバー・チェンジと大胆な作風の変化を繰り返してきたRAINBOWでしたが、前作『DIFFICULT TO CURE』で掴んだ音楽的方向性と商業的成績に相当の手応えを感じたのか、'82年発表の本6thアルバムでは「大衆性を増したメロディアスHR」というサウンド・スタイルを、変化させるのではなく、より「掘り下げる」という方法論が選択されています。 『闇からの一撃』というイカした邦題ほどガツンと一撃される名曲(これまでのアルバムには必ずその手の楽曲が1、2曲は存在していた)が見当たらないため、RAIBOWのカタログの中では日陰者の地位に甘んじている(?)作品ですが、個人的には『DIFFICULT~』以上の愛聴盤。 印象的なソロを連発するリッチーのGプレイ等、前作より心持ちハードな方向へと揺り戻された作風を象徴するかのような、疾走感溢れる“DEATH ALLEY DRIVER”と“BRING ON THE NIGHT”、ジョー・リン・ターナー(Vo)が歌うに相応しいメロハー・チューン“STONE COLD”や、うっとりと聴き惚れるブルージーなバラード“TEARIN' MY HEART”、やっぱりラストはこうでなきゃファンも納得しないでしょ?とばかりにドラマティックにアルバムを締め括ってくれる“EYE OF FIRE”etc・・・と、「山椒は小粒でピリリと辛い」を地で行く本編は捨て曲なしのクオリティ。 ・・・って、何だかアルバム毎に「捨て曲なしのクオリティ」と書いているような気がしますが、実際、RAINBOWのアルバムに捨て曲は存在しないのだから仕方ない。
レコードで聞いたが、ドラムの迫力がCDと段違いで、すばらしい。 ポップと言われるが、レコードで聞く限りでは、これはディープパープルから続くハードロックだよ。 次作「Bent Out Of Shape」の方が名盤と言われるけど、 ハードロックとしての荒々しさはこっちの方が感じて、楽しむならこっちかな。 (レコードはUS盤、カートリッジはSHUREのM44Gを使用)