この曲を聴け!
STARLESS AND BIBLE BLACK (1974年)
MyPage

STARLESS AND BIBLE BLACK
モバイル向きページ 
解説 - STARLESS AND BIBLE BLACK
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. やまねこ ★★ (2001-08-28 10:31:00)

KC信者以外の10人中8人までが、本作を音楽として認めてくれないかもしれない。
されど、KCの中では最も野心的である。そして、傑作である。




2. LTIA ★★ (2002-06-24 23:02:00)

ホールトーンスケールを大胆に導入した暴力的名作。かっちりと構成の決まった曲とぐちゃぐちゃの即興曲が絶妙な配置でちりばめられている。
豪快且つ強引な爆裂ナンバーThe Great deceiverを筆頭に、あまりの美しさにビルが演奏を挟まなかったという伝説のTrio,そしてKC史上究極のど難解カタストロフナンバーFractureと聴き所満載のアルバムです。ちなみに殆どの曲がライブ演奏というのも度肝抜かれます。



3. N ★★ (2002-09-07 19:38:00)

このアルバムでは「隠し事」「詭弁家」「暗黒の世界」が捨て曲の部類に入る。
この3曲にもっと力を入れていれば「太陽と戦慄」「レッド」以上の傑作として
評価されたはずだ。



4. アゴ 勇 ★★ (2002-12-24 04:15:00)

メンツ的にも、全体のコンセプトから言っても、このアルバムと前後のスタジオ作「LARKS' TONGUES IN ASPIC」「RED」は、ひとくくりに考えていいでしょうな。
ジェイミー・ミューアが脱退してしまい、奔放なリズムのバトル的な面白味は薄れてしまったが、ヴォーカルナンバーを除けば、やはり互いに襲いかかるようなインタープレイに終始するとこが魅力ですな。




5. HI ★★ (2003-04-02 21:36:00)

この作品は一回聞いた位では良さが分からないと思う。とにかく奥が深い。



6. Vroom ★★ (2003-11-26 19:18:00)

暗黒世界からフラクチャーに入るまでの展開がまさに神物。
クリムゾンの長い歴史でも、これに勝るものは殆どないのでは。
たしかに一回聴いただけでは絶対分からないと思う。
俺も初めて聴いたとき「駄盤だ。」とおもったもの。
しかし何回、何十回と聴いたらだんだんこのアルバムの深さ、凄さが分かってきて、
いまでは俺の中ではクリムゾン最高傑作となっている。



7. にゅーめん ★★ (2004-05-15 22:25:00)

このアルバムの素晴らしさはやはり後半2曲でしょう。
複雑で難解、そして相当高度な演奏力を必要とされる「フラクチャー」。
一度や二度聴いただけでは絶対に理解出来ないインプロヴィゼーション曲「暗黒の世界」。
この2曲を理解出来るようになるとクリムゾン中毒にかかって次々に発売されるライブ
アルバムに手をつけるようになってしまいます。



8. 粗茶ですが ★★ (2004-06-06 04:53:00)

74年発表。
Jamie Muirが脱退した他はメンバーに変更なし。
確かに、今作ほど聴き込みを要求する作品はないかもしれない。
だが、それだけの価値がある作品である。
今作にエンターテイメントを求めてはいけない。
芸術家たちの感性を感じ取り、耽美な世界に遊ぶのが相応しいように思う。
どの曲も、それぞれ性格は異なるが素晴らしい曲である。
今作に関しては好きな曲を挙げるのは自粛したい。というより、選べない。




9. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-11-28 00:27:00)

確かに一度聴いただけでは良さが分からないと思います。
全8曲中、6曲がライヴ録音というだけあってかなり即興性が見て取れるアルバムです。それはそれでこのバンドの凄さを実感せずにはいられないのですが、でもちょっとスタジオで作りこんでいない分、整合間に欠ける部分もあります。冗長な部分と言うのかな・・・?。
しかし「人々の嘆き」「夜を支配する人々」「トリオ」「突破口」などは素晴らしく、この時期のバンドの特徴が良く表れた楽曲だと思います。物凄い緊張感と攻撃力、そして儚いメロディー美がそのテンションの沸点で爆発しています。




10. el ★★ (2004-12-09 13:53:00)

即興に興味が無い人でもTHE NIGHT WATCH目的のみで買っても損はしない。
前者の美しさと言ったらKing Crimson史上最高の美曲だと言える。初めて聴いた時、思わず洪水の様な感動で泣いてしまった。
個人的には即興は好きでも嫌いでもなく興味の対象ではないが、面白いアルバムだと思う。




11. ローランDEATH ★★ (2004-12-12 02:35:00)

熱心なクリムゾン信者の間では、本作を最高傑作とする向きがあるようだ。
それは、上の皆さんの記述を見れば明らかである。
俺も、本作を聞き込めば、聞き込むほど、計り知れないその高い芸術性を理解出来るようになってきた。そして静寂の中に激しい感動を覚えるようになったのだ。
おそるべしアルバムだ!!




12. 夢想家・I ★★★ (2004-12-13 01:30:00)

上の方々の中にも本作を難解なアルバムと評される人が数多くいてホッとしました、自分だけじゃなかったんですね(笑)。
70年代のクリムゾンは複雑な中にもキャッチーでメロディアスな要素があって最初に聴いた場合でも割と好印象を受けるのですが 「ISLANDS」 と本作は何かとっつきにくくて初めは良いとは思えませんでしたが今では両方とも大好きな作品です。
それにしてもこれはモロに即興の要素が前面に出たアルバムですね、 「FRACTURE」 みたいなガチガチに構築された楽曲ですらライヴ録音 (演奏の最中に誰かの叫び声が入ってるのが生々しくて良い!) というのだから驚きです。
もし一度聴いて挫折している方がいらっしゃるなら再度チャレンジする事をオススメします、そうするだけの価値は絶対にある作品だと思います。




13. Dr.Strangelove ★★ (2006-09-28 18:41:00)

クリムゾンの最高傑作「FRACTURE」が収録されている。
この一曲を聴くためだけでも買っておいたほうが良い。
1,2,4曲目も名曲。




14. yzm ★★ (2007-01-31 03:26:00)

たとえば、男が一人、身動き一つせず、無言で椅子に腰掛けているとする。この一般的には退屈としか言いようがない情景に惹きつけられ、いつまでも見飽きない場面に出会うことが現実に一つある。椅子にすわっているその男が、処刑が目前に迫った死刑囚だとしたら。死という瞬間の興味を惹かれることも確かだが、刑の執行を待ち受けている囚人の沈黙の凄さにすべてが賭けられており、その場面から多くの出来事を語っているように見える。キングクリムゾンの音楽を聴くたびに、その死刑囚の姿を見ているような気がしてならない。
上記は、このアルバムの広瀬陽一氏のライナーから抜粋したものだが、正に言い得て妙である。
僕が初めてキングクリムゾンに接したのは「宮殿」からであり、この頃から、彼らの音楽を聴いて感じていたのは、終わりのない苦悩や苦痛、絶望の底からジワジワと湧き出てくるような憤怒のような情念でした。ここから絶望の底を這いずり回り、たどり着いたのは星一つ見えない暗黒の世界であり、最後には発狂。精神的な傷をひたすらえぐり続けられているような感覚を聴き手に強制するかのような音楽性は、このバンドにしか出せないものだと思っています。人間の闇を表現手段とする音楽は数あれど、自分の内面の感情にリアルに訴えかけてくるのは、自分にとってキングクリムゾンだけなのです。また、この絶望的な感覚が妙に心地よくて仕方ないのも事実なのです。
このアルバムだけでなく、「太陽と戦慄」、「レッド」も超オススメです。



15. チョッパー ★★ (2007-10-08 00:50:00)

「ディシプリン」までのクリムソはどれも感動の嵐である。
その中であえてランク付けすると、個人的にこの作品は最下位に位置する。
理由はあのインプロ3曲に起因する。クリムソファン失格かもしれないが私には
あの3曲は理解不能だ。しかしこの作品はこれがあってこそというのも
わからなくはない。要はこれを含めて受け入れられるかという事なのだろうが、
だとしたら私は「NO」と答えるしかない。これを聴く度に「なんで他の5曲のように
作ってくれなかったのか」と怒りすら覚える。特に①④そしてラストの神曲と比較すると
なおその感を強くしてしまう。やれたはずなのに・・と。




16. fuwatoro ★★ (2008-07-26 02:50:00)

1、2、4辺りは、すぐ耳に馴染み、気に入った。
でも、他の即興によるインスト曲の良さがわからず、
随分、難解だと思った。
そのわかりにくさに驚き、もう一度聴いてみた。
ただの繰り返しかと思ったら、音色や演奏など、
細かいところが少しずつ違っていた。
いろんな音やハーモニーに耳を傾けてると、
「お?」となったり、
「むむ?」となる瞬間がグングン増えてきた。
不安げで苦しげで張り詰めた音の塊に圧倒されていった。
……気付けば、何十回も聴いていた。
気に入るまで繰り返し聴かせてくれた。
それだけのパワーがあったということだ。
未だに良さはわからないけど、好きなアルバムになっていた。




17. ムッチー ★★ (2009-04-23 17:48:00)

これはちょっと取っ付きにくいアルバムだと思いますが、ハマればハマると思います。
①"The Great Deceiver"と②"Lament"、それと④"The Night Watch"の後半以外は、
すべてライヴレコーディングらしいです。しかも、ほぼ全部インストです(一部ヴォーカルが入りますが)。
それらの曲と、息をのむほど美しい⑤"Trio"は分かりやすい構成ですが、他の曲はなんとも形容しがたい。
大筋の流れはあるんでしょうが、終始ジャムってるような印象です。
曲としては掴みにくいが,この緊張感が良いです。ビル・ブルフォードのドラミングが実に素晴らしい。

とても奥が深いアルバムだと思います。
初めはピンと来なくても、何回も聴けばだんだん好きになっていくかもしれませんよ。




18. 煉瓦 ★★ (2009-07-25 11:28:00)

理解するまでに最も時間がかかったアルバム。
奥が・・・深いです。




19. 名無し ★★ (2013-05-22 21:50:32)

前後の名作に劣らない傑作だと思います。
何度も聴いているうちに捨て曲と思った曲も好きになってました。


発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示