音を綴る。In The Wake Of Poseidonまで。されど。。。 3つのピース(Piece)、ねこの餌(Cat Food)、新たな解釈(The Devil's Triangle)がある。音の綴りにあらず。。。 前作との比較はするべきで、するべきでない。 素直に音から聴くとどうであろうか?優れた作品と思えるかな。 ちなみにIn The Wake Of Poseidonは、佳曲である。
70年発表。 Greg、Ian、Michealら主要メンバー3人が脱退(GregとMichealはゲスト参加している)したため、代わってGordpm Haskell(Vo)、Peter Giles(Ba)、Mel Collins(Sax & Flute)、Keith Tippett(Piano)が加入した。 前作「クリムゾンキングの宮殿」があまりにもインパクトの大きい作品なため、今作は地味な印象は拭えない。 しかし、The Devil's Triangleを聴いてその思いは完全に吹き飛んだ。非常にツボである。これはおもしろい。 あと、PICTURES OF A CITY Including 42nd At Treadmillもオススメ。スリリングなインスト・パートが特にかっこいい。 ただ、レビューしといて何だが、今作に関しては「買え!」の優先度は低いかも・・・。 機会と、金に余裕がありましたら聴いてみていただきたい。かも?
聴き易さで言ったら「宮殿」の次にコレでは無いだろうか? The Devil's Triangle、Picture Of A City、In The Wake Of Poseidonがお勧め。 二番煎じだ、レベルが下がった、云々言われているが 言うほど酷いものでは決して無い。鮮血のDevil's Triangleなんて秀逸な名曲だ。 自分にとってのKCのベスト3は宮殿、RED、そしてコレ。
前作と似ているようで似ていない、これはこれで個性的なアルバムですね(傑作かと言われれば答えに悩みますが)。 そんな本作の中でも僕は小曲が大好きです。ここの小曲は「I Talk To The Wind」のような哀愁バリバリのようではなく、とっても可愛いんです。「Cadance And Cascade」なんてほんと可愛いじゃないですか。「Cat Food」も◎。 あと「The Devil's Triangle」は素晴らしいです!!!。元ネタは明らかにホルストの「あれ」ですけど(笑)。ミステリアスな雰囲気作りはこのバンドの最大の魅力です。 とりあえず真っ先に買うべきアルバムではないかもしれませんが、聴いて損なアルバムではないと思います。あまり前作と一緒に考えないほうがいいかもしれませんね。